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何を頼むかじゃなくて、どう頼むか

初めて行くお店でメニューに無い商品を頼む。

僕はこの行為を頭がいかれてると思っている。

強い言葉だけど、本当にそう思っている。

アレルギーとか、苦手な物がある場合は喜んで対応する。

でも、そうじゃない場合。

ただ、当たり前のようにメニューにない商品を注文する人。

改めた方がいい。

そんなお客さんを好きにはなれない。

通ってくれてる人だったらいいんです。

普段はカフェラテを頼む人が、チャイラテを注文する時。

「どうしたんですか?今日はコーヒーの気分じゃないんですか?」

みたいな問いかけをします。

「コーヒーも飲みたいんですけど、チャイのスパイシーさも欲しくて」

「じゃあチャイにエスプレッソを追加しましょう。メニューにはないんですけど作りますよ」

こんな感じで、その時に飲みたい商品を作ろうと考えます。

なぜ、こんな会話が起きるのか。

さっきも書いたけど、通ってくれてるから。

普段は何を頼んでいて、好みも知ってるから。

「今日はエスプレッソシングルでいいんですか?」

「最近コーヒーを飲みすぎててカフェインを控えてるんです」

「じゃあミルクの量も減らして濃い目に作りましょうか?」

こんな提案が出来るのも通ってくれてるから。

通ってくれてる人はうちの味を知ってくれてるから。

だから協力が出来る。

でも、初めての人。

うちがどんなカフェラテを提供してるのか知らない人。

それなのにメニューに無い商品を頼もうとする人。

協力は出来ないし、したくもない。

どうしてもその商品が飲みたいなら、その商品を提供している店に行ってくれ。

メニュー名は同じでも店によって味は全く違うから、うちでその商品を頼んでも満足しないだろうし。

でも、きっと味じゃないんだろう。

その名前を言いたいだけなんだろう。

性格の悪い僕はそう思っている。

「これを知ってるのよ。素人じゃないの。」

そんな心境なんじゃないだろうか。

バカだな。

その発言が素人なのだ。

店の人の気分を害して良い事はない。

それを知ってるのが玄人なのだ。

何を頼むかじゃなくて、どう頼むか。

これを知ってる人が愛される。

フラットホワイト、ロングブラック、ジブラルタル、コールドブリュー...

これらは無い。

ある物を頼んでくれ。

まずはそこから。

ルールじゃないけど、マナーです。

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