信頼と挑戦と反抗
昨日書いたキャッシュレスの文章は、共感が得られるとは思ってないんです。
誰がどう考えてもキャッシュレスで支払えるようにしろよと思うだろうし。
僕も誰かに相談されたら「キャッシュレス決済は出来るようにしときな」とアドバイスをするし。
なのにね、自分のお店だとね。
頭がカチコチって訳ではないんですが、なんか意地を張ってるのかね。
現金でいいかとなってしまう。
信頼と挑戦と反抗。
うちのお客さんなら支払い方法のせいで来なくなる事はない。
時代に合わせなくても生き残れるかどうかのテスト。
「キャッシュレス決済出来ないなんて遅れてる」とか言う人への反抗。
自分のお店だから貫けるわがままですね。
お客さんにはこれに付き合ってもらってるんです。
その代わりといってはなんですが、他のお店よりも安く提供出来てるのは手数料がないからで。
現金でも安心安全なのは、僕がオーナーでプレイヤーだからで。
他のお店で起こりうる心配事がうちにはないんです。
(現金盗むスタッフがでてきたり)
(レジを通さない不届き者とか)
(飲食店あるある)
昔、とある焼肉店が取材を受けていました。
そこは予約を取らないんです。
どんなに偉い人が来ても並ばせるし、「総理大臣にも並んでもらいました」とオーナーが話してました。
それを見てね、「アナログすぎる」とか、「もっと効率よく出来る」とか、「お客さんの事を考えろ」とか。
批判的な意見が見受けられまして。
僕はそんな意見を右から左に受け流して。
嫌なら並ぶな、食べたきゃ並べ。
オーナーの言葉からそんな意思を感じたのです。
これを「上から目線で失礼だ」とか思う人もいるかもしれないけど、逆に聞こう。
「予約できるようにしろ」も十分に失礼だから。
店のシステムや運営に客が口出しするな!責任も取らないくせに!
と、お店の人は考えてるんです。
多分。
お店の人は考えて考えて取捨選択していまして。
その責任は全て自分に跳ね返ってくるんです。
だから真剣に考えるんです。
売上が上がる事だけを考えてる訳でもなければ、お客さんの要望を聞くだけでもなく。
外野からの意見なんてとうの昔に考えて、その上で捨ててるんです。
だから、キャッシュレスをどうのこうのとか、、、
うるせーから。
これで続けばうちの勝ち。
これで潰れたらうちの負け。
責任を背負うのは僕。
だから、うちの事が好きな人は申し訳ないけど、ついてきてください。
頭が固く口の悪い店主ですが、価値を感じてもらえるように頑張るので。