混み合ってなくて、静かなお店。
混み合ってなくて過ごしやすい空間。
カフェを紹介する時にたまに見かける文言です。
伊坂幸太郎さんのエッセイではこんな事を言ってました。
「僕がお気に入りの喫茶店はよく閉店する。静かで過ごしやすくて好きだったのに」
混み合ってなくて、静かなお店。
ようするにお客さんが少ないお店。
それはいつか閉店する。
誰かにとって特別な場所だとしても。
カフェの経営が難しいのはここだと思う。
お客さんがひっきりなしに来るようなお店は、誰かにとって特別な存在にはなりづらい。
でも、特別な人が多ければ続けられるかというと、それだけでは難しい。
客数×単価
この単純計算から逃れる事は出来ない。
サブスクはやっぱ無理あると思うし。
うまくいってる所はあるのかな?
昔誘われたサービスは終了してた。
カフェをやりたいって人はきっと繁忙店をやりたい訳じゃないと思う。
多分。
行列が出来るようなお店を作って大儲けするんだ。
そんな人はきっといない。
誰かにとって特別でありたい。
そんな思いのお店が多いと思う。
だから悩ましい。
お客さんには来てほしい。
でも、程々に。
そして、永遠に。
なんてわがままなんだ。
特別になってくれた人の為にもお店を続けたい。
その為にはどうするか。
これを考えておくのは大事だと思う。
僕は僕なりの解決方法を見つけてます。
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