フォローしませんか?
シェア
お店のストレス終末編。 知識不足、不安、惰性ときて、最後は苦悩です。 お店を終わらせるには。 これを知ってる人が果たしてどれぐらいいるのだろうか。 参考となる事例が少ないのです。 本や雑誌で見かけるのは、開店情報と人気店の今しかなく。 お店の最後の特集なんて多分なくて。 やってほしいんだけどな。 需要もあると思うし。 話を戻そう。 「お店を終わらせるには?」 と、疑問に思う人もいるかもしれませんね。 この間、常連さんにも話したんですが、会社で働いてる人
お店のストレス継続編。 立ち上げはコミュニケーションと知識不足、軌道に乗るまでは不安で、継続は惰性です。 惰性、またの名をマンネリ、そこからくる空虚感。 今までみたいな強いストレスというよりかは、日々に新鮮味が無く、でもどこかぽっかりと穴が空いている感じが続きます。 なんとなく元気が出ない、なぜかやる気が出ない、そんな日々。 長いトンネルを抜けるまでは強い不安が襲うのですが、進んではいて。 「いつかお客さんは来てくれる」という、根拠のない希望というか願望がありまし
お店のストレス軌道編です。 軌道と書いていますが、「軌道に乗るまで」が正確です。 お店を立ち上げるまでのストレスは、コミュニケーションと知識不足からきましたが、お店を開けてからは不安が主な原因です。 オープン景気という言葉がありまして、一般的にオープン直後はお客さんで賑わうのですが、うちのお店ではそれがなく。 開けた時期が年の瀬が迫る12月中旬だった事、分かりにくい立地などなど。 聞いてた話と違いました。 どの飲食店開業情報にもオープン景気は書いてあったんだけどな
お店のストレスの準備編です。 本編の前に少しだけ。 お店のストレスと書くと、「おっ、店主は未だに回復できてないのか」と、思われそうなんですが、そんな事はなくて。 回復は出来ていないのですが、それとこれとは話が別で。 あくまでも加藤さんからいただいた質問を基に考えただけです。 その質問がストレスについてだったので、そこにフォーカスをしているのです。 だから、お店の運営は確かにストレスはあるけれど、それと同じぐらい楽しい事もありますので、妙な心配をしないように。 大
「何がストレスでしたか?」 東京にいた頃によく来てくれていて、今は青森が拠点の加藤さんがいらっしゃいました。 僕がしょっちゅうお店をやる事のストレスを書くのと、これからお店を始められるという事で、冒頭の質問を受けまして。 少しお話をしたのですが、話の途中でお客さんが来てしまったので、ここに書こうと思います。 もしかしたら昔書いている可能性があるのと、だいぶ記憶が薄れているので当時の気持ちを完璧に再現とはいきませんが、そのへんはご容赦ください。 まず、ストレスの中身は
昨日の続きで、大した理由のない独立は危険ですって話しを。 この大した理由ってのは人によるので、一概には言えないのですが、僕の考える大した理由は、内向きな理由です。 聞くと、今の仕事が嫌だからと言う理由で独立を考える人が多いんですが、それが一番の理由だとちょっと危険だなと思います。 それが一番だと、独立した後のモチベーションが保ちづらいんじゃないかと。 独立してお店を開いた直後からお客様がひっきりなしに来る事なんてよっぽどの事がないとありません。 数ヶ月だと早い方で、
昨日の続き。 上司との面談を控えて、真剣に独立について考えました。 くるであろう質問を想定して、それに対する準備をしっかりと行い、思考を整理して、いざ面談です。 何の為に独立するのか。 準備は出来ているのか。 貯金はいくらあるのか。 両親は賛成しているのか。 リスクをどれぐらい負えるか考えているか。 いつまで続けるつもりなのか。 他の事を犠牲にする覚悟はあるか。 これらは気持ちの部分。 何を売っていくのか。 初期費用はいくらかかるのか。 どこで資金調
「お店を始めるまでの経緯が楽しかったです」と言ってくれる方が多いので、まだ書いてなかった独立する前の事を書こうかと。 「独立する」と言うと必ず現れる「止める人」について。 これから独立しようと考えている人の周りにも絶対いるので、少しでも参考になればと思います。 「飲食店を開業しようと思う」と周りに言えば、ほとんどの人は止められると思います。 賛同してくれるのはその人の事を本気で考えてないか、熱い思いを知ってるかのどちらかで、でも多くは前者です。 なんとなく「いいじゃ
昨日の続き。 お金を無事に借り入れる事が出来たので、お店造りが進みます。 内装は全て職人さんがやってくれているので、この時にしていたのがレシピ作り。 カフェ・ラテスタンドにする事は決まっていて、味の方向性も決まっていたので、素材探しです。 まずは牛乳から探しました。 以前も書きましたが、僕が牛乳に求めた特徴は以下の4つです。 ・甘みが強い ・ミルク臭さがない ・後味がスッキリしている ・現実的な価格である これらの特徴を持つ牛乳を探しに、色々なスーパーを回
精神的にダメージを受け、憂鬱になる所で終わった昨日の続き。 物件の契約、内装の見積もり、機材の発注などの諸々の費用が全部でだいたい500万ぐらい。 26歳の時に500万の支払いってした事ありますでしょうか? 僕はここで初めて怖さを感じました。 450円の商品を売るのに500万か。 多分、これまでの人生で一番不安を感じたのはこの時です。 ただ、止まってもいられないので、当然お金を借りに行きます。 急な独立で、コツコツと貯金をしていた訳ではなかったので。 向かった
では、昨日の続きです。 3.7坪の物件を最所に見た時は衝撃でした。 まず1階と聞いていたのですが行ってみると半地下。 スケルトンの状態なのに想像を超える狭さと圧迫感。 窓は付いているけど光が入らない。 床は凸凹で天井も低い。 この状態で店舗物件としてよく貸し出してるな。そりゃ不動産会社の人もオススメしてこないわ。 というネガティブな印象しかありませんでした。 でも、ここしか物件がないので腹をくくるしかありません。 この悪条件でどうするかを話し合いました。
本日から、会社を辞めて独立するまでの事を書いていこうと思います。 というのも、個人的な事ではございますが、先日31歳になりました。 過去を振り返るきっかけとしては調度良いし、記憶が薄れる前にと思い、これから何回かに分けて書いていこうと思います。 2015年9月11日に勤めていたコーヒーチェーンを辞めました。 2007年からアルバイトとして働き、色々な事が起こり社員になり、約8年の間に様々な経験をさせていただきました。 コーヒーの知識の基礎や、人のマネジメント、お客様