マガジンのカバー画像

店主の考え

974
運営しているクリエイター

2022年5月の記事一覧

頭と心は別

頭では分かってるけど、心が納得出来ない事があって。 なんだっけ、どの記事だっけと探していたら見つけました。 言いたい事は分かるし、正論だし、飲食で働いた事のある人は肌感覚で分かってると思う。 でも、冷めるわ。 行列を狙ってやってると。 少なくとも僕はちゃっちゃと捌きたい。 お客さんには早く提供したいし、待ち時間は無いのが一番いいと思ってる。 分かるよ。 人が人を呼ぶのは。 でも、嫌じゃん。待つの。 自分がお客さんだったらって考えを忘れてはいけないんじゃない

無知と不寛容

「ピスタチオは来年値上げする」 こう言うと、返事は2パターンあって、 ①「しょうがないですよね」 ②「えっ、今でも600円するのに?」 この2パターン。 もちろん前者は「分かってくれてるな」と感じ、後者は「もう二度と頼むな」と思ってます。 冗談半分ですが。 実際しょうがないんです。 原価が上がってるので。 全飲食店が悲鳴を上げてます。 (うちは頑張ってるほうだぞ) (開業以来値上げゼロ) でね、「何で値上げするんだ」と言ってきた友達がいたので、「ニュー

レビューなんて見るな。気にするな。

「最近は嫌な事を書かれてませんか?」 今日のお店での話。 うちのお客さんはどれほど人が良いんだろうか。 それとも心配させすぎたのか。 申し訳ない。 ありがとう。 大丈夫です。 ちょっと続いただけで、きっと1%ぐらいなんだと思います。 悪い事を書いてスッキリしようと思う人なんて。 知らんけど。 もしまた何かあったらこの場で書くし。 (迅速な報連相) 反論されると思ってないから気軽に書く人もいるだろうからさ。 そういう人がいなくなればいいのに。 店側か

なぜ、書かれるのか

「何で嫌な事を書く人がいるんでしょうね!」 常連さんです。 最近、何かを書かれ反論するという流れが続いていた為、心配をしてくれてました。 心配を通り越して僕よりも怒ってたけど。 まあ落ち着きなさい。ラテでも飲んでさ。 何で嫌な事を書く人がいるのかは分からないけど、うちの事は書きやすいのではないかと分析してます。 僕の見た目と、店の作り。 若さと、専門店らしくない所。 来た事がある人は分かると思います。 あー、なるほどと。 あとは、文章のせいもあるだろうな。

好きな人が来て、好きな人がいる

出会えた人は同業者だけでなく、一般のお客さんもそうです。 正直に書いてると、熱量の高いお客さんに出会えます。 それが狙いで書き始めました。 (もちろんそれだけじゃないけど) カフェに行く理由が文章。 これの意味が分からない人もいるでしょう。 でも、僕は分かる。 そういう人がいるという事を知っている。 なぜなら、僕がそうだからです。 僕はKREVAさんが好きなんですが、きっかけはNHKのトーク番組でした。 話が抜群に面白かったのです。 そこから曲を聞くよう

書かない事が意見の表明

なんのこっちゃというセリフで始めようと思います。 こういう人が増えたらいいのに。 インスタを見てたら見つけました。 うちのお店に来てもらってるから紹介するんじゃないですよ。 そこだけは勘違いしないように。 こんな言葉が書いてあったんです。 僕が過去に何度か書いている、黙って去るという事。 口に合う合わないはある。 でも、それを口に出すか出さないかは選べる。 店をタグ付けして文句を言う、ネガティブな事を書く。 それは店にとっては宣戦布告だし、そもそも誰の為に

現場の仕事

低次元の仕事。 ぐさっときた。 自分で書いといて。 1年目だったら立ち直れなかったと思う。 僕はコンプレックスを抱えている。 それは、どこか有名な所できっちりと修行をしてない事。 最低限の知識と技術でここまで来てしまった。 いやーよくやってるわ。 ある人は言う。 「コーヒーは焙煎までで味の8割が決まる」。 裏を返せば現場の仕事はたった2割だという事。 僕もそれには納得している。 だから、うちのお店を同業者がみたら「焙煎もしてないのに」と思う人がいてもお

今度は低次元の仕事だと?

今日は最新の口コミから。 いつもネタ提供ありがとう。 (嫌味) 以下、引用。 褒めてるのか、貶してるのか。 引っかかるのは最後の文ですね。 これは完全に馬鹿にしてる。煽ってるな。 暗に僕の仕事は低次元だと言ってるのだ。 悪かったな、低次元で。 でもさ、仕事が違うんだよ。 僕の本業はコーヒー屋だ。 なぜ、パティシエやショコラティエと比べる? (メッシとジョーダンを比べるの?) 同じ素材を使っていたら比べられなきゃいけないのか? (同じ球技だからって?

良い循環。僕の理想。

この間、久しぶりに来てくれた常連さんがいます。 昔は近所に住んでいて通ってくれてたけど、引っ越してなかなか来る事が出来なくなってしまった。 それでも、機を見ては顔を出してくれる。 「久しぶりですみません」 そんな事を言わなくてもいいのに。 優しい常連さんです。 久しぶりの再開で心配だったのが、凄い痩せてた事。 人の変化に全然気づかず、数々の失敗を繰り返してる僕が気がつくぐらいに。 「大丈夫ですか?」 「ストレスで。でも、もう大丈夫です。」 無理をしてる感じ

議論をしたい訳じゃない

文章を書くという事は、自分の考えや意見の表明でもあります。 僕は瞬間沸騰型の感情タイプではなく、熟成思考型の理性的タイプです。 (文章だとそうは見えないでしょう) どちらが優れてるという訳ではありません。 性格の話なので。 何が言いたいのか。 僕が書く事に対して何かを思う人、意見が合わない人、なんなら腹が立つ人がいると思います。 いると思って書いてます。 わざと敵を作ろうって事じゃないですよ。 ただ、全員が全員、同じ意見や考えって事は有り得ないという事を知っ

この仕事の魅力

先日、こんな事を書きました。 お客さんへの小言が増えた分、それを取り返そうと良い人アピールをしなければ。 なんて事ではないです。 ふと、思い出したんです。 仲の良いパン屋さんが言ってました。 自分のパンを食べてる人を偶然ユーチューブで見つけて、評論家や、マニアや、業界の人に言われるよりも嬉しかったと。 分かる。 と、共感したと同時に、この仕事の魅力を再確認したのです。 感想が聞ける、反応が見れる。 この嬉しさを。 テラスで過ごされた後、空になったカップを受

石を投げる人

先日書いた、星一つのレビューへのレビュー。 これは自分でエゴサーチをした訳じゃないんです。 グーグルがお店のオーナーにメールをくれるんですよ。 こんなレビューが届きました。と。 だから避けられない。 メールを開くまではどんなレビューか分からないので。 これってもっと上手く出来ないのかな。 「開く覚悟をしてください」 みたいな。 スパムみたいだ。それはそれで嫌か。 レビューは内容にもよりますが、気にしません。 美味しい美味しくないは好みの問題ですし。 接

緊張しないで大丈夫

最近は小言が多く、この店主ちょっとしんどいな。 そう思われる人も多いのではないかと。 でも、来てくれてる人は分かってくれる。 それを信じてるからこそ書けるのです。 noteを始めてから、文章を読んで来店されるという方が何人もいらっしゃいます。 ええ、そうです。自慢です。 えっへん。 その中の半数ぐらいかな。 店に来て、僕と少しお話して驚かれる方は。 こんなに若いなんて。 (見た目だけ) (実際はそんなに若くない) あと、そんなに毒を吐くような人に見えな

接客態度に相当難あり。と、書かれたので。

GWは忙しい日々を過ごさせていただきました。 沢山のご来店ありがとうございます。 感謝。 で、締めたかったのですが、グーグルレビューに書かれてました。 くうー。 気持ちよく終わらせてもらえないか。 よし、書くか。 というか、書いてた。 この時書いた事が全てだけど、あらためて。 僕の接客態度が悪いってのはどうなんだろう。 自分では普通だと思っている。 可もなく不可もなく。 これは狙ってやっている。 レビューでは何回か態度の事を書かれてるけど、相対的には