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スケボーパークの整備@静岡県富士市(issues政策実現レポートVol.2)

誰もが困り事を地元議員に相談できる政策実現プラットフォーム「issues」。
issuesで集まった60件を超える地元住民と地方議員の方々のやり取りが政策実現に向けた動きを後押しし、担当課職員をはじめとした様々な方の尽力もあり2022年7月31日付で静岡県富士市にて「スケートボード練習場」の開放と、本格施設の整備に向けた検討が開始されました。


静岡県富士市は富士川体育館北側の駐車場の一部を活用し、スケートボード練習場の無料開放を始めた。
昨年の東京五輪で人気が高まっている一方で、騒音や安全面から、市内では自由にスケボーをできる場所が限られている。
開放された練習場にやって来た愛好家からは「市公認の練習場」に歓迎の声が上がった。市は本格的な練習場の整備を見据え、利用者のニーズを調査する。


長年に渡る地方議員の皆さんのご尽力、60件を超える住民とのやり取り

富士市ではこれまでも、スケートボードを楽しめる場所を求める声が上がり、実際に富士市議会議員の皆さんも5-6年前からご尽力されていました。
issuesでも以下のような声が寄せられていました。

私は40代です、10〜20代の頃夢中になってやりましたが、やれる所がほんとうになくて、場所によっては注意を受けることは多々ありました。
理解ある方の好意で夜の工場を2時間だけ借してくれたりもしました。
スケートできる場所は本当に少なかったです。
そのおかげか顔見知りから次第に友達となり今でも交流のある仲間もいます。
憧れのスケーターのビデオを何度も見返して上手くなった気になり毎日練習した時のことを思い出しました。
時は流れて今ではオリンピック種目にもなりましたし、夢を抱く子供たちも増えてくるスポーツだと思います。

息子が小学生の頃近所でスケボーをしていたが、お隣の建物をころんだ際に傷つけてしまい、それ以降でやらなくなってしまった。
スケボーの施設があればそんなことも起きず、安全に楽しめると思う。
また、若者も集まってくるので活気が出る。

いつも河川敷の国一バイパスの下で子どもとスケボーやインラインや自転車をしています。
遊ぶところが少なすぎて困っています。
子育てしていく上で、今はゲームがメインになってしまいがちですが、外遊びももっとさせたいです。

スケボーしたくて公園に行ってもスケボー禁止となっている為やる場所がありません。禁止にするならスケボーをやる場所を作って欲しい。富士市民はスケボーをやる為に市外へ行っています。昔から署名運動してますが未だに実現してません

こうした中で、東京オリンピックも追い風となりました。13歳の西矢椛選手をはじめ、若年の日本人選手がメダルを獲得したことで、富士市でも注目が集まり、議会質問でも取り上げられたり、地域でスケボー教室が実施されるなどの動きがありました。
さらには、issuesを通して50件を超える意見が集まったことで、市の担当の方からも
「インターネット上で50件を超える意見が集まっていることは、市民からの要望が高まっている」「意見がたくさんある」等のリアクションを得られ、検討が前進していきました。

こうした経緯を踏まえ、7月31日より、富士川体育館の駐車場兼ヘリポートの一部が、スケボーの利用のために開放されるに至りました。早くも、小学生から40代まで幅広い市民が利用しており、市としては今後、本格的な施設の検討も行うとのことです。


issuesの利用ユーザー、利用議員の方のみならず、他の地元議員の皆様や担当課職員の方々のご尽力によって実現した政策ではありますが、issuesは誰もが困り事を地元議員に相談できる政策実現プラットフォームとして、今後も様々な政策実現の後押しとなれるように、サービス提供を続けてまいります。

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