過去が未来に生きてくる 【ブーケ・セラピーでの学び②】
先日、咲凛さとさんのブーケ・セラピーに参加してきました。
私がブーケ・セラピーに参加するのは、これで3度目になります。
1回目はオンラインでの参加。
ブーケを束ねること自体がはじめてで、
"スパイラル"という基本の技法で束ねるだけで精一杯でした。
2回目は、はじめての現地参加。
さとさんにもはじめて直接お会いする。
やっぱり2回目もスパイラルでいっぱいいっぱい。
そして3回目。
今回の私は、一味違うぜよ。
今回は、私の中に「こうしてみたい」が少し生まれました。
カルメンのブーケも、ロミオとジュリエットのブーケも、自分のブーケに対して気になることがありました。
意図しているわけではないのに、私のブーケでは"濃い赤色の花"がどうも内側に入っていたり、あまり目立たないポジションにいたりするんですね。
別に、好きでそうしているならいいんですけど気がついたらそうなっているんです。
だから今回は「濃い赤色の花を意識して置く」ということを目標に、ブーケを束ねていきました。
撮影センスの関係で、私が意識したポイントが伝わるかどうか微妙ですが笑
私としては今まで隠れがちだった部分を意識して外に出せたと思っております。エヘン(๑•̀ㅁ•́๑)✧
この「今まで隠れがちだった部分を外に出す」ためには、気付きが必要なわけです。
「あれっ、なんかいつもこうだな?」
って気付かないといけないわけです。
過去2回のブーケがなければ、私は"濃い赤色の花を隠れがちに組んでしまう"という無意識のクセに気が付けなかったのです。
今回のブーケは、過去2回のブーケがあるからこそのブーケなのです。
それって、人生にも同じことが言えるのかもなぁ〜と、私はしみじみ感じました。
これを読んでくれている皆様にも私にも、
それぞれいろいろな過去がありますよね。
辛い過去、思い出すだけで叫びたくなるほど恥ずかしい過去、思い出すだけで頬がゆるむような幸せな過去…。
それらを植物にに例えたら、どんな花や緑が浮かびます?
それを花材としてブーケを束ねろと言われたら?
トゲトゲしてる草も、ひらひらの可憐な花も、ぜーんぶ一緒に素敵なブーケになれると思いません?
ちなみにブーケ・セラピーではトゲトゲやらベタベタやらクルクルやら、クセのある花材がよく入っています。(それを見るたびに、さとさんのお花師匠であるジャルダン先生の顔が浮かぶ)
「なんだこれ!?」
と思うものの、毎回どんなクセ花材が入っているのか楽しみになってきている自分がいます。
だからね、嫌な過去も、いいアクセントになったり、新しい自分を作っていくために必要だったりするんだろう、と。
ブーケを通して、そんな気付きを得たのでありました。
この記事が参加している募集
サポートありがとうございます。 とても励みになります。