黙呑み爆食至上主義の「きぬちゃん食堂」
東京は千代田区神保町。言わずと知れた本の街。
私が務めているオフィスは神保町のすぐ側にあるんですが、ほぼ毎日在宅勤務なので、まだまだ神保町は未開拓なんですよね。
せっかくの出社なんだから、この辺りで1杯飲んでから帰りたい!本屋さんに寄り道しつつ、ぷらぷら歩いていると、ひときわ黄色い、目立つお店を見つけました。
うんうん。「食堂」っていうのが良いですね。
導かれるように入店。ちょっとダンディなおじさまが「お待ち合わせですか?」と聞いてくれました。すみません、私はただの居酒屋好きの1人客です。
2階に上がると、壁中に張り紙の数々!!
撮ったのは一部の壁ですが、これが一面にある訳です。大衆居酒屋バンザイ!テンションがあがってきます。
人間ドックの話で盛り上がる女性4人はしっぽりテーブル席で、おそらく新卒の飲み会グループは奥のお座敷で盛り上がっておりました。飲み会グループは、女の子1人に対して男の子5人。唯一ネクタイを付けてるイケメンが壁によりかかって場を盛り上げているのがなんか嫌ですね。
どうやら、量と安さを売りにしているお店らしい。
カレーの400gと800gが同じ値段なのは、もはや意味がわかりませんが、800gのカレーはいつかご尊顔を拝みたいですね。1人では無理です。
メニューはというと、敷ハム(もうこの言葉を知らない)7枚、目玉焼き5枚、トップのハム5枚の、元気モリモリな「ハムエッグ7・5・5」が480円だったり、えんがわユッケが580円だったり、1本100円ちょっとの串カツがあったりと、チェーンの居酒屋よりも楽しめそうな感じ。
卵料理もイチオシなようで、だし巻き、ニラ玉、トマト玉子炒めなどなど、どれも気になります。
数あるメニューの中でも、私が感激したのは新生姜200円。
正直、もうこれだけで飲めちゃうでしょ。ビールと一緒に即注文。「奇跡のアンダー200円」の中にラインナップされています。私は頼まなかったけど、ザーサイは50円。安すぎです。
2杯目はお気に入りの翠ジンソーダです。おつまみはイカと牛の串カツ。「はいはい、揚げればいいんでしょ」みたいな、乱雑な感じがもたまりません。串カツでコッテリ、新生姜でサッパリ、我ながら最高の組み合わせ。
お座敷に座っていたネクタイイケメンが、「強い酒を女の子に飲ませるってことは〜」と語りだした所で、次のお店に行きましょう。
いやしかし、神保町で安く飲み会するならここしかない。切り札を見つけたような嬉しさがありました。あぁ、大盛りのハムエッグ食べたいなぁ。