見出し画像

ドハマりしているバンド「Suspended4th」の話をしたい。

最近の若者としては珍しく(?)よしザわは酒・タバコ・音楽が大好き。

音楽にも色々あるけど、ロックとパンクはそこそこ聞く方です。狭く深く聞くタイプなので、多くは知らないけどドハマりしたバンドの曲は何回も何回も聞いています。

なんだこのベース!?

で、最近ドハマりしているのは「Suspended4th」(サスペンデッド・フォース)というバンドです。通称「sus4」(サスフォー)。コード(和音)からバンド名を付けているところもイケてる。

最初に聴いたのは「ストラトキャスター・シーサイド」でした。この曲に出会ったのはそれほど最近の話じゃなくて(たぶん2020年とか)、ずっとカッコイイバンドだな~と思っていたんですよね。

 当方、少々ベースを弾くので、冒頭の歪みまくったえっぐいベーススラップに心を鷲掴みにされました。もうとにかくベース、ベース、ベース!! ベースが上手すぎる。曲の疾走感も最高でとにかくかっけぇ~~!

最初はベースのことで頭がいっぱいになっていたけど、2回目でベースだけじゃなく、ドラムやギターもはちゃめちゃヤバいことに気づく。ずーっと色んな音が鳴っている。各々が相当楽器上手じゃないとこんな曲作れないし弾けないぞ……。マジかっけぇ~~!!

そんな印象を持ったまま、この曲だけは何度か聞いていました。他の曲もちらちら聴いてはいたものの、バンドにドハマりというほどではなかったのです。

フルアルバムリリースで再会

本格的に聴くようになったのは、今年の7月にリリースされたアルバムがきっかけ。「Travel The Galaxy」という1stフルアルバムです。

前述した「ストラトキャスター・シーサイド」の再収録版が入っているということで、「そういえばこのバンドかっけぇんだよな~」とか軽い思いで聴いてみる。

「あれ……こんなにカッコイイんだっけ……!?!」

アルバムのタイトルにもなっている「トラベル・ザ・ギャラクシー」や「Shaky」なんかは音の圧と疾走感が最高。文句なしにカッコイイギターロックという感じ。かと思うと、「Venetzia」や「Betty」はじっくり聴き入って、胸が熱くなるような洒落た曲。「オーバーフロウ」のちょっとレトロさを感じるメロディも好きだなぁ。Deep Purple「Burn」のカバーにはマジで痺れた。

毛色が全然違う曲が1つのアルバムに入っていて、熱と才能と想いを強く受け取ったのでした。

この人たちのライブが見たい!!

リリース記念のライブを狙って調べてみると、幸運にもまだ東京公演が残っている! 即チケットを取りました。

どこまでカッコよきゃ気が済むんだい……!

行ってきました。東京は恵比須「LIQUIDROOM」。偶然にも、私が初めてライブに行ったライブハウス。階段が多いライブハウスなので、どこにいてもそこそこ舞台で見えるのが良い。

わかっていたことだけど、楽器が上手すぎる。

音源以上に音と音のぶつかり合い。目があと3セット欲しいくらい、誰からも目を離したくないカッコよさ。ベースのむうさんは、一見クールな雰囲気なのに、曲の盛り上がる所でニヤっとしていたのが良かったし、ギターの澤田さんが超気持ちよさそうにギターソロを弾いてたのも良かった。ドラムのデニスさんはテクニックガチガチのリズムを叩きながら冷静にコーラスしてるし、ボーカルの鷲山さんの歌もエネルギッシュで半端じゃない。それでいてMCはクスっとくる可愛らしさがあって、なんだこのバンド魅力しかないぞ。

楽器を弾く身からすれば、相当難しいことをそれぞれがしているはずで、音数が多いのにゴチャゴチャしていない。むしろ、リズムがガッチリかみ合っているので整って聞こえてくるのです。どういうこっちゃ……。

音が気持ちよすぎて、何度も拳を強く握りました。頼むから、この時間が終わらないでくれ。頭を振り、腕を振り、手を叩き、音を浴びて、もう本当にライブに来てよかった~~! 想像の何倍も最高で、sus4 が大好きになりました。

今は、彼らが路上ライブをしていた時の動画を見漁っています。本当に本当に最高すぎるバンドなので、ロックが好きな人はぜひ一度聴いてみてください。キます。