見出し画像

43歳の決断。包茎手術をしてきました。#3

こんにちは。ザ・フリーマンです。
ハンドルネームのごとく好きな事を好きな様に日記します。
オフィシャルでは言えないけど誰かに言いたい。知って欲しい。
そんな『王様の耳はロバの耳』的な行為を『王ロバ』と呼んで日記活動していくので皆さんも王ロバって言葉を使って流行らせてねw

前回までのあらすじ
43年間、順調に人生を生きてきた俺の秘密はただ一つ。
自分が仮性包茎だという事。
手術を受ける決意をした俺は登龍門であるクリニック選定をしカウンセリングの予約をするのだった。

カウンセリング体験〜其の壱

クリニックを調べまくって絞ったあとは実際にカウンセリングに行く。
HP見ると大体が電話かメールで予約可能、とある。
手術する決断はしたが電話だと気が引ける。人間なんてそんなものだ。
なので一番最初のクリニックはメールフォームからアプローチしてみた。
受けたい手術内容・希望日時など質問に答える形で入力するだけなので楽チンチン。程なくして自分のメールに連絡が入る。内容はお問い合わせ内容確認しました。24時間以内に連絡しますね、的な内容。「24時間か。。長いな。。メールだからしょうがないか、電話にすれば良かったかな。1日モヤモヤするわぁ。」なんて思ってたら直ぐに電話が鳴った。電話をとると丁寧な口調な男性だった。メール内容とカウンセリング日時の再確認。はいはい間違いないですお願いしますって伝えると驚く事にその日に手術も可能ですが如何いたしますか?ときかれた。一瞬仰天したが本日は予定がありますしカウンセリング内容で検討したいのでと丁寧に断った。

そしてカウンセリング当日。都内にあるそのクリニックに足を運ぶ。何故か後ろめたい事をしてる感じで街を歩きながらも誰にも見られたくない気持ちになる。そして到着。雑居ビルの2Fにあるそのクリニックの最初の印象は意外と狭いな。。だった。受付には男性スタッフ。ラガーマンみたいなガタイだが笑顔で迎え入れてくれた。小さな小部屋に通されると早速そのスタッフが話し始める。カウンセリングのスタートだ。そうそう、カウンセリングは大抵の場合カウンセラーがする。先生じゃないんだ?って思うかもだが先生は忙しいからね。そこはネットリサーチで勉強していたので不安にはならなかった。このクリニックは事前リサーチではかなり好印象だったのだがカウンセラーの受け答えが正直微妙、、ネットでバリバリ情報を仕入れている俺の質問の嵐に想像していた答えが返ってこない、というのが正直な感想だった。なんだかなぁと思っていたら「この後、院長自ら診断しますのでこちらへどうぞ。」と別の部屋に連れて行かれた。あ、そーなの?じゃあ院長に色々聞けば良いやと思って部屋を移動するとそこはオペ室だった。
テレビでよく見るライトと上下に動くベッドを目の前にして少し緊張する。
「はい、ズボンとパンツを脱いでそこに寝て下さい。」とカウンセラー。いや、恥ずいわ、、などと思ってる暇はないし手術を決断した俺としてはここで堂々としないと駄目だと思い堂々と皮が被ってるチ○コをさらけ出しベッドに仰向けになる。そこで院長先生登場!よく考えたらもの凄い初対面だ。下半身裸の俺に院長先生はどうも、院長の〇〇です、と自分の胸元のネームプレートを指差す。それを受けて下半身裸の俺は「どうも。よろしくです。」と簡単な挨拶を交わし診断スタート。院長先生が早速俺のチ○コを触りマジマジと観察。その間5秒ほど。そのあとは俺の被りっぷりをブツブツとカウンセラーに伝えてる。虫歯の診断をする歯医者さん的なやつ。で、そのあとは「あなたは典型的な仮性包茎です。皮の長さからして亀頭直下埋没法が良いでしょう。」と伝えられた。仮性包茎の手術も何種類かあるんだけど向き不向きがあるらしくそのベストの手法を伝えられた。

こちらからもいくつか質問したところで徐に先生が写真資料を出してくる。
そこには目も背けたくなるような手術失敗例が多々あった。
先生は続ける。「亀頭直下埋没法といっても、いわゆる裏筋を残す方法が流行ってるけどもアレは良くない。ペリカン変形のリスクが格段に上がる。」と言ってペラペラと症例を俺に見せてくる。ペリカン変形とは包茎手術の際に裏筋を残す事による周囲の皮の余りがイビツに残る事。余った皮の形がペリカンの喉元みたいに見えるのが名前の由来である。先生は続ける。「なのでウチはこの裏筋は残さずに取ってしまします。」と。事前の勉強で裏筋は性感帯だし取らないでキレイに治す方法がある、とインプットしていたので余りに衝撃的な告白に当然「え!!!取っちゃうんですか!!??」と分かりやすいリアクションを返す俺。先生いわく裏筋は人間にとって別に必要な部位ではないし、そこが性感帯とか取ると感度が悪くなるとか世間じゃ言ってるけども、それは人それぞれなので取ってしまっても問題ない事が多い、らしい。。簡単に裏筋を諦められない俺はいくつかの質問をしたのだが「アナタは理想を追い過ぎている。手術をしてもそこまではキレイにならない。キレイにするには裏筋は不要、こちらもなるべく裏筋がある風に見せる努力はする。」と。。
その後も失敗例を見せつつ、ウチの場合はこう!的な説明が続いた。下半身は裸のままで。。。

かくして俺のカウンセリングバージンは奪われた。
正直、最悪だった。カウンセラーの知識も曖昧だったし院長先生も少し高圧的で怖い写真ばかり見せてくる。他でやると失敗するぞ的な選択肢の狭め方は改めて嫌だなというかそういう人間がいるところは信用できないなと思った。患者を安心させる方法は沢山あるはずだ。

またもや長い王ロバになってしまった。
でも手術を迷ってる人や悩んでる人の少しでも参考になれば良いな。
という訳で続きはまた次回王ロバします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?