見出し画像

2022年は『ナンプラー誕生から100歳の年』&【クラフトナンプラー】誕生の年!

ナムプラー夫婦の妻(メー)です。
今回はナンプラーについてお話しようと思います。
ナンプラーが苦手だったり、別にどちらでもないよって方が、
少しでもナンプラーに興味を持ってくださると嬉しいです。

そもそもナンプラーとは…

主にカタクチイワシを塩で浸けこみ、発酵・熟成させて作った調味料です。
タイのナンプラーのほとんどは、この完成した液体に砂糖を加えて販売されています。
魚を丸ごと使用するため、発酵・熟成の過程で豊富なアミノ酸が含まれ、
魚の凝縮された強い旨みがある反面、独特な香りと味が苦手な方も多い調味料ですね。

ちなみに、タイ語ではナプラーという発音が正しいです。
ナム(nam)は液体、プラー(pla)はを意味します。
なので私たちは『ナプラー夫婦』と名乗っている訳です。

その歴史を調べてみると、

元々タイではベトナムから輸入したヌクマム(ベトナムの魚醤でヌックマムやニョクマムとも呼ばれる)が使用されていました。
1922年、中国から移住してきた中国人がヌクマムを模倣し、
タイ人向けの魚醤を作ったのがナンプラーの始まりなんだとか。

てっきりナンプラーはかなり古くから伝統的に作られていたものだと思っていたので、ヌクマムを真似して作ったなんてちょっと意外でした。

この説が正しければ、今年でナンプラーが作られてちょうど100年です!
ナンプラー100歳おめでとう!!
勝手に2022年はナンプラーの年とさせていただきます。笑

ナンプラーに含まれる栄養

ナンプラーにはイワシの発酵・熟成により豊富な栄養素が含まれています。動物性タンパク質や大量のアミノ酸
カリウム、鉄、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル類
ビタミンA、B2、B6、D、E、葉酸などのビタミン類
それから、
疲労回復効果のあるタウリン
抗酸化作用が高く、アンチエイジングや血管の老化予防、血液をきれいにしてくれる効果のあるEPA

などなど、、調べてみると本当に多くの栄養効果があります。

ただ、
ナンプラーは塩分濃度が約22〜28%あり、日本の薄口醤油(塩分濃度約17%~19%)と比べて塩分濃度がかなり高いです。
こんなに体に良いからと言って、摂りすぎには注意が必要ですね。

ナンプラーをどう使うのか…

そんな魚の旨みたっぷり、栄養たっぷりなナンプラーですが日常的に使っているよ、って方はきっと少ないでしょう。
むしろ、独特な香りと味が苦手な方のほうがもしかしたら多いんじゃないかなと思います。

私も元々はナンプラーを使ったお料理なんて食べたことがなかったし、
初めて食べた時は正直、「くさっ!」って思いました(笑)
そんな私が今ではタイ料理大好きだし、10種類以上のナンプラーを冷蔵庫に常備し、ナンプラーを使ったお料理をインスタグラムやYouTubeで発信しています。
ぜひ参考になさってください^^

新ジャンルへの挑戦

そして現在、私たちナムプラー夫婦は、
和食にも使える新しい調味料として#クラフトナンプラー 』を開発しており、2022年春ごろ販売予定です。
100%国産原料を使用し、砂糖不使用
独特な匂いを抑え、様々なジャンルのお料理に使っていただける。
そんなこだわりを詰め込んだクラフトナンプラーを皆様にお届けします!

今後も発売にまつわることやナンプラー・魚醤のこと等、
このnoteで発信していきますので、応援してくださると大変嬉しいです^^

あなたも、ナンプラーの世界に足を踏み入れてみませんか?

私たちは日々、【クラフトナンプラー(魚醤)】の研究に励んでおります。 今、ご覧いただいている『あなた』にも、私たちの提案する商品、そして新しい体験を届けられる事を心より願っております。