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" こえ "

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" こえ (発声)"にまつわる当事者や挑戦者の記事をまとめております。
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#群鈴会

【こえ #27】「第二の声」を習得する活動の裏方として組織を運営するのが副会長の…

石橋 賢一さん  前回”声を失って#26”でご紹介した白井久美子さんが会長を務める『京葉喉友…

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7か月前
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【こえ #28】「孫の顔を見たかったので生きなくちゃ」という気持ちが後押しした…

小林 美智恵さん  小林さんは14年前に脳梗塞で倒れ、右半身不随となった。「絶望しました」…

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7か月前
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【こえ #26】声を失うと聞かされて「娘と泣きながら別れた」…

白井 久美子さん  千葉県在住の白井さんは約29年前、喉頭(声帯)に隣接する下咽頭にがんが…

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7か月前
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【こえ #25】声を取り戻す方法としては、大きく3つがある…

萩原 幹雄さん  私たちは通常、空気の通り道である「気管」と食べ物の通り道である「食道」…

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7か月前
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【こえ #24】一年近くのどがいがらっぽかったが、「薬局で売っている、のどに吹き付け…

真柄 定夫さん  経営者は常に忙しい。自分の会社をされていた真柄さんの生活の中心は仕事だ…

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7か月前
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【こえ #23】元気そうだからとりあえず手術やるべ。声は諦めてくれ…

齋藤 久嘉さん  平成25年のお正月。齋藤さんは南米ペルーのアンデス山脈高地にある古代イン…

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7か月前
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【こえ #22】喉頭(声帯)を摘出した。まだ40代半ば。「ショックで歩けなかった」…

長沼 優子さん  長沼さんは20年以上にわたり代行運転のお仕事を続けてこられた。毎日19時から24時25時まで続くハードなお仕事だ。そうした中でのどに癌が見つかった。接客サービス業だったから声を失うわけにはいかなかったが、「他の治療なく、喉頭(声帯)を摘出せざるを得ない」と医師に言われ、7年前に喉頭(声帯)を摘出した。まだ40代半ば。「ショックで歩けなかった」。  それでも「声が出ないことで引きこもりたくなかった」。そのため、術後すぐに、喉頭を摘出した人の発声を補助する電