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" こえ "

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" こえ (発声)"にまつわる当事者や挑戦者の記事をまとめております。
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記事一覧

【みみ #27】オンライン言語聴覚療法の民間市場を作る

⭐ ファン登録のお願い ⭐ Inclusive Hubの取り組みにご共感いただけましたら、ぜひファン登…

The Elements
2か月前
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【こえ #47】「電気式人工喉頭」を愛用するが故の期待

中村 政明さん & 浅子 勝彦さん  これまでも何度かご紹介してきたが、声帯を摘出した方が声…

The Elements
2か月前
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【こえ #46】自身も障害に直面した作業療法士

前田 朋子さん  最初は、単なる喉の違和感だった。「何となく引っかかるような。声もしゃが…

The Elements
2か月前
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【こえ #45】耳鼻咽喉科での発見の遅れが悔やまれる

熊本 満男さん  喉が痛い。誰しも日常で体験することだ。当然、誰しも自宅や職場の近くの耳…

The Elements
3か月前
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【こえ #44】声帯を摘出してもなお癌と闘病中

尾関 勝三さん  これまで、癌をきっかけに声帯を摘出し、そこから声を取り戻そうとしている…

The Elements
3か月前
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【こえ #43】“取り戻した声”に理解がない世間の目

佐藤 秀紀さん  令和2年。その前年の末に中国で確認された原因不明のウィルスは、日本におい…

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3か月前
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【こえ #42】もう一度声が出せると知って見えた未来

梅木 正仁さん  「建設業だから、現場で声が出ないと仕事にならない」。喉から声が出づらくなり、近くの耳鼻咽喉科で薬を処方されても全然改善せず、その後、別の病院で検査し声帯の下あたりに『喉頭がん』が見つかった。 「退職まであと1年」と迫った64歳での出来事。声が出なくなり、仕事が出来なくなるが、声帯を「取らないという選択肢はなかった」。さらに、転移ではないが、肺にも別の癌が見つかった。輪をかけてショックを受け、「癌イコール終わりだと思った」。  これからどうすればいいのか

【こえ #41】女性目線の当事者経験を受け取り届ける

山田 昌美さん  山田さんは、ご自身と同様に声帯を摘出し声を失ってしまう状況に直面した女…

The Elements
4か月前
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【こえ #40】首に器具があるのって恥ずかしいこと?

今西 恵子さん  今西さんに初めてお会いした時、ステージで司会なんかしたら似合いそうだな…

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4か月前
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【こえ #39】気にせず使える電気式人工喉頭(EL)を

佐野 榮さん  喉が「ちょっと調子悪いぐらいだった」と思っていたある日、淡に血が混じった…

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4か月前
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【こえ #38】“不便のない”生活と“望む”生活の間

小笠原 幸成さん  小笠原さんは、会社を退職した2016年に、友人から声のかすれを指摘される…

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5か月前
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【こえ #37】いつか自分の声の録音テープを活かしたい

永沼 明美さん  日本全国で甲状腺がんと診断されたのは、少し古いが、2019年で18,780例(人…

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5か月前
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【こえ #36】今あるデバイスでは出したい声が出せない

嶋根 栄三郎さん  電気工事の現場監督という仕事。現場で声を出す嶋根さんの喉の通りが徐々…

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5か月前
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【こえ #35】声を取り戻し、また誰かに声をかけ続ける

磯 房世さん  埼玉県内で、声帯を摘出し声を失った人に対して発声訓練を通じて社会復帰を支援する『埼玉銀鈴会』。そこで、磯さんはひと際明るい笑顔を振りまき、声を取り戻そうとする方々に声をかけ続けていた。  ご自身に声帯を摘出した経緯を聞けば、「本人に確認されずに、声帯とっちゃったの」。私からすれば笑い事ではないが、磯さんは笑って話された。  声帯摘出に至る最初のきっかけは、「気管が腫れて横になると息が苦しかった」ことだが、内科に行っても、耳鼻科に行っても、大病院に入院して