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" こえ "

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" こえ (発声)"にまつわる当事者や挑戦者の記事をまとめております。
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#こえ

【こえ #45】耳鼻咽喉科での発見の遅れが悔やまれる

熊本 満男さん  喉が痛い。誰しも日常で体験することだ。当然、誰しも自宅や職場の近くの耳…

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3週間前
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【こえ #40】首に器具があるのって恥ずかしいこと?

今西 恵子さん  今西さんに初めてお会いした時、ステージで司会なんかしたら似合いそうだな…

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2か月前
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【こえ #39】気にせず使える電気式人工喉頭(EL)を

佐野 榮さん  喉が「ちょっと調子悪いぐらいだった」と思っていたある日、淡に血が混じった…

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2か月前
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【こえ #37】いつか自分の声の録音テープを活かしたい

永沼 明美さん  日本全国で甲状腺がんと診断されたのは、少し古いが、2019年で18,780例(人…

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3か月前
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【こえ #36】今あるデバイスでは出したい声が出せない

嶋根 栄三郎さん  電気工事の現場監督という仕事。現場で声を出す嶋根さんの喉の通りが徐々…

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3か月前
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【こえ #35】声を取り戻し、また誰かに声をかけ続ける

磯 房世さん  埼玉県内で、声帯を摘出し声を失った人に対して発声訓練を通じて社会復帰を支…

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3か月前
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【こえ #34】何度がんが見つかっても笑顔

河合 利恵さん  河合さんと向き合ってお話をさせて頂いた後に頭に浮かんだ言葉は「泰然自若」。落ち着いた素敵な笑顔の奥に、何があっても動じない心が透けて見えた気がした。  まだお若く、何年も前に咽頭がんを患ったわけではない。告知を受けたのはわずか2年半前の2021年4月。喉がいがらっぽく咳が出るのは季節の変わり目の寒暖差のせいだと思ったが治らない。大病院に診てもらって「がんではなく、のどにカビが生えている」と言われるも、服薬を通じて取り除かれたカビの向こう側にがんが現れた。

【こえ #33】みんな明るくて、病気があるけど、病人ではないよ…

王 美林さん  「感染力」と聞いて、何を思い浮かべるだろうか?コロナ禍を経験した今、ネガ…

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7か月前
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【こえ #32】ずっと営業職。社内外でしゃべるのが仕事だったから…

林 宏一さん  「ずっと営業職。社内外でしゃべるのが仕事だったから。」  人当たりのよさ…

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7か月前
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【こえ #31】もう一度大工の仕事をしたかったから…

平山 明さん  平山さんに初めてお会いしたとき、雰囲気が歌手の宇崎竜童さんっぽいなと感じ…

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7か月前
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【こえ #30】とにかく早くコミュニケーションを取りたかった…

鈴木 順雄さん  鈴木さんは、今から約4年前に喉頭がんの手術で喉頭(声帯)を摘出された。同…

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7か月前
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【こえ #27】「第二の声」を習得する活動の裏方として組織を運営するのが副会長の…

石橋 賢一さん  前回”声を失って#26”でご紹介した白井久美子さんが会長を務める『京葉喉友…

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7か月前
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【こえ #29】声を失うことにもポジティブに「命をもらったんだから」と笑顔で…

金安 泰子さん  金安さんは、2015年に喉頭がんの手術で喉頭(声帯)を摘出された。「しょう…

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7か月前
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【こえ #28】「孫の顔を見たかったので生きなくちゃ」という気持ちが後押しした…

小林 美智恵さん  小林さんは14年前に脳梗塞で倒れ、右半身不随となった。「絶望しました」。  それから10年余り、令和元年10月に今度は甲状腺がんが発覚。呼吸困難もあった関係で「生きるには喉頭(声帯)を摘出するしかなかった」。摘出しても声を取り戻す発声方法があると聞いていたので、今度は「絶望しなかった」。  何より「孫の顔を見たかったので生きなくちゃ」という気持ちが後押しした。  摘出した翌月には千葉県で喉頭がんや下咽頭・食道がんなどで声帯を失くされた方々が発声を習