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" こえ "

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" こえ (発声)"にまつわる当事者や挑戦者の記事をまとめております。
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#摘出

【こえ #44】声帯を摘出してもなお癌と闘病中

尾関 勝三さん  これまで、癌をきっかけに声帯を摘出し、そこから声を取り戻そうとしている…

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1か月前
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【こえ #41】女性目線の当事者経験を受け取り届ける

山田 昌美さん  山田さんは、ご自身と同様に声帯を摘出し声を失ってしまう状況に直面した女…

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2か月前
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【こえ #36】今あるデバイスでは出したい声が出せない

嶋根 栄三郎さん  電気工事の現場監督という仕事。現場で声を出す嶋根さんの喉の通りが徐々…

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3か月前
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【こえ #35】声を取り戻し、また誰かに声をかけ続ける

磯 房世さん  埼玉県内で、声帯を摘出し声を失った人に対して発声訓練を通じて社会復帰を支…

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3か月前
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【こえ #33】みんな明るくて、病気があるけど、病人ではないよ…

王 美林さん  「感染力」と聞いて、何を思い浮かべるだろうか?コロナ禍を経験した今、ネガ…

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7か月前
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【こえ #32】ずっと営業職。社内外でしゃべるのが仕事だったから…

林 宏一さん  「ずっと営業職。社内外でしゃべるのが仕事だったから。」  人当たりのよさ…

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7か月前
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【こえ #28】「孫の顔を見たかったので生きなくちゃ」という気持ちが後押しした…

小林 美智恵さん  小林さんは14年前に脳梗塞で倒れ、右半身不随となった。「絶望しました」。  それから10年余り、令和元年10月に今度は甲状腺がんが発覚。呼吸困難もあった関係で「生きるには喉頭(声帯)を摘出するしかなかった」。摘出しても声を取り戻す発声方法があると聞いていたので、今度は「絶望しなかった」。  何より「孫の顔を見たかったので生きなくちゃ」という気持ちが後押しした。  摘出した翌月には千葉県で喉頭がんや下咽頭・食道がんなどで声帯を失くされた方々が発声を習

【こえ #24】一年近くのどがいがらっぽかったが、「薬局で売っている、のどに吹き付け…

真柄 定夫さん  経営者は常に忙しい。自分の会社をされていた真柄さんの生活の中心は仕事だ…

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7か月前
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【こえ #23】元気そうだからとりあえず手術やるべ。声は諦めてくれ…

齋藤 久嘉さん  平成25年のお正月。齋藤さんは南米ペルーのアンデス山脈高地にある古代イン…

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7か月前
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【こえ #22】喉頭(声帯)を摘出した。まだ40代半ば。「ショックで歩けなかった」…

長沼 優子さん  長沼さんは20年以上にわたり代行運転のお仕事を続けてこられた。毎日19時か…

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7か月前
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【こえ #21】群馬県にある喉頭(声帯)を摘出した方々の当事者会「群鈴会」にお邪魔し…

齊藤 憲治さん  初めて群馬県にある喉頭(声帯)を摘出した方々の当事者会「群鈴会」にお邪…

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8か月前
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【こえ #15】最初、「まだ発声ができない方」と紹介されて、少し身構えたことを告白す…

三木 景子さん  最初、三木さんを「まだ発声ができない方」と紹介されて、少し身構えたこと…

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8か月前
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【こえ #14】タイに移住して10年余り経った2021年、現地の病院で「喉頭がんのステージ…

白田 千明さん  60歳で仕事を引退し暖かいタイに移住して10年余り経った2021年、現地の病院…

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8か月前
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【こえ #13】診断結果は「異常なし」。そこから4、5日経って声がかすれ始めた…

大貫 榮二さん  大貫さんは咽頭がんが見つかった経緯を正確に覚えておられる。  友人が癌になり不安になって受診した人間ドックの結果を受け取ったのは、2012年の12月20日のことだった。診断結果は「異常なし」。そこから4、5日経って声がかすれ始めた。年明け6日に近くの内科にかかるも「疲れでしょ、風邪ですね」とだけ。自分自身で普段と何か違うと納得がいかず耳鼻咽喉科へ。鼻から内視鏡を入れるや「咽頭がんです、ステージ4です」と告げられた。  紹介された大学病院からは「手術は3