【こえ #28】「孫の顔を見たかったので生きなくちゃ」という気持ちが後押しした…
小林 美智恵さん
小林さんは14年前に脳梗塞で倒れ、右半身不随となった。「絶望しました」。
それから10年余り、令和元年10月に今度は甲状腺がんが発覚。呼吸困難もあった関係で「生きるには喉頭(声帯)を摘出するしかなかった」。摘出しても声を取り戻す発声方法があると聞いていたので、今度は「絶望しなかった」。
何より「孫の顔を見たかったので生きなくちゃ」という気持ちが後押しした。
摘出した翌月には千葉県で喉頭がんや下咽頭・食道がんなどで声帯を失くされた方々が発声を習