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【保存版/基礎知識】タイル風呂のお風呂からユニットバスへ快適リフォーム★

「冬場タイルやとめっちゃ寒いわぁ、、」
「タイルの目地のカビがなかなかとれへん」
「浴槽深すぎて出入り難儀してんねん…」
などなどタイル張りのお風呂には
うんざりしている方へ向けて、
今回はユニットバス(UB)へリフォームすると
たくさんメリットがありますよ!
というお話です。

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そもそもユニットバスってなに?

ユニットバスとは浴槽・洗い場・壁天井・水栓・
照明から入口までがセットになったお風呂のことです。
こんな感じのお風呂です。

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一方、従来のタイル張りのお風呂は
床・壁はタイル、浴槽はステンレス
天井はモルタル仕上げの言うなれば
一昔前に普及したお風呂です。(こんな感じ↓)

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タイル張りのお風呂のデメリット

冒頭でも書きましたが
タイル張りのお風呂からユニットバス(UB)へ
リフォームされる方の大半は
下記の項目に不自由されていますので
順番にみていきましょう。

・冬場とても寒い(視覚・触覚共)
・浴槽の高低差がある
・日々の掃除、手入れが大変
・出入り口に段差がある
・ジメジメする(湿気が留まりやすい)

・冬場とても寒い(視覚・触覚共)

浴室には当然、裸で入るので
冬の寒い時期に温かい部屋から
いきなり寒い浴室に入る際に
急な温度差が生じます。
特にご高齢の方なんかは
この急激な温度差により
ヒートショック現象のリスクが生じます。

※ヒートショック現象とは?
住環境における急激な温度変化により
血圧が急高下したり脈拍が変動する現象。

また視覚的な面でも
タイルの壁は寒々しい印象がありますよね。

・浴槽の高低差がある

こちらも高齢層の方からの
意見が非常に多いのですが
従来のステンレス浴槽は
洗い場から浴槽内へ入る時は
またぎ幅が浅いのですが
浴槽が非常に深く(55-60cm程度)
出入りするのが困難となります。

加えて、浴槽が深いと当然
お湯の量も多く必要になりますね。

・日々の掃除、手入れが大変

タイル張りのお風呂の場合、
タイルの目地や浴槽との取り合い部、
塗装された天井など、
ツルっとした面が少なく
カビや水垢等の汚れが根付きやすい環境です。
どれだけ小まめにお掃除されていても
一度根付いてしまった汚れは
そう簡単に取れないですよね。

・出入り口に段差がある

こちらは浴槽の深さと似た点ですが
従来のお風呂は、脱衣所と浴室の間に
多少なりの段差があります。
バリアフリーが標準仕様の現代では
このような段差は百害あって一利なし、
こちらも解消したい項目です。

※マンションの浴室は段差がある事が多い?
マンションや団地など集合住宅は
床を掘って排水を仕込む事が困難な為、
段差を設けて排水スペースを
確保するのが一般的になります。
従って、マンションのお風呂は
リフォームしても段差が
解消されないケースがあります。

・ジメジメする(湿気が留まりやすい)

タイル張りのお風呂は壁も床も
その多くはモルタルで仕上がっています。
しっかりした作りではあるのですが
換気・通気性という面では
決して優れているとは言えません。
また換気扇の代わりに換気口が
付いているお風呂も多く、これでは
十分に換気できているとは言えません。

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これらのデメリットを解消するユニットバス

なんと、上記で長々と述べたデメリットを
ユニットバスは全て解消してくれます。

・冬場とても寒い(視覚・触覚共) → 温かみのあるパネルで快適★
・浴槽の高低差がある → 洗い場との高低差は45cm程度で安心★
・日々の掃除、手入れが大変 → 目地の少ない作りでお掃除楽々★
・出入り口に段差がある → バリアフリー構造で安全★
・ジメジメする(湿気が留まりやすい) → 換気扇標準搭載で快適★

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最高っ…!!ですよね。。

リフォームの工程(実例)

ここまででユニットバスのすごさを
ご理解頂けたかと思うのでここからは
実際の施工事例を用いてどんな工程で
タイル張りの浴室がユニットバスへ
変貌を遂げるのかみていきましょう。

浴室リフォームの工程
①既存浴槽の解体
②配管、配線の仕込み・窓設置
③浴室土間打ち工事
④ユニットバス組立
⑤完成(^^)

※工期:5~6日
※ユニットバス→ユニットバスの場合=2、3日

■施工前

昔ながらの、いかにも寒々しい印象です。
この当時の浴室は換気扇もなく、湿気が抜けにくく
目地や天井部にカビがありますね。

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■解体後

こちら浴室の解体後の写真です。
長年の湿気により敷居の下部木材が
腐食していましたので補強を施しました。
ここで湯水及び排水の配管と
給湯器リモコン・照明配線を仕込みます。
窓もこのタイミングで断熱性の高いペアガラス仕様の
窓に交換、また、以前は風呂釜で追い炊きされていたので
今回は1台でお湯張りから追い炊きまで対応する
給湯器に交換させて頂きました。
写真を取り忘れたのですが、
この後、床にセメントを流す基礎工事をします。

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■ユニットバス完成★

基礎が完全に乾いたらユニットバスの組立です。
施工前と比べ段違いに美しく、快適になりました。
以前の寒々しい印象はもう微塵もないですよね♪

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段差もなくすっきりキレイになりました★

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まとめ

いかがだったでしょうか?
今回が日本人の生活には必需品である
浴室リフォームのお話でした。

毎日のお風呂時間が快適になると
日々の楽しみが増えて健やかになりますよね★

長々とご拝読いただき
ありがとうございました。
それでは今回はこのへんで◎

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