THE DAYな日常 DAY16

ビンテージボードの試乗

今日はバートンの昔のボードを貸してもらい、47の林道とゴンドラコースをそれぞれの板で滑った。

左から Burton Jim Rippey、Burton Dragon、Burton Balance、Burton ASYM AIR6

Burton Dragon 2002年

まずソール走らなさすぎた。
ただの木の板って感じで、硬すぎてノーズが上がらない。
としさんの言うパツパツ感という表現はすぐにわかった。板全体が均等に硬く、カービングの時のターンのきっかけ、オーリーの溜めから弾くまでの動きが非常に難しい。平地でオーリーを試すと、力はいるものの十分な反発が返ってくる。しかしこれを滑りながらやるのは難しく、ほとんど高さが出ない。フレックスよりもトーションはさらに硬く感じた。トーションを右足で頑張るので右足の裏が相当痛くなる。初心者の頃の感じ。壁を登る時にトーションは重要で、トゥ側の壁なら、左足はトゥで駆け上がり、徐々にトーションをかけ、右はできるだけフラットで上がるのが理想と思っている。しかしこのトーションの硬さでは、全くその動きはできなかった。板が立ったままトゥで上がるので、頂点で弾いてオーリーしようにも、点でしか接地していない感覚だった。
ヒット数 5回、8回、7回
キック ノーズ60 テール55

Burton Jim Rippey 2000年

ノーズテールは比較的薄く柔らかい。中央の硬さはドラゴンとあまり変わらないが、圧倒的に乗りやすい。ノーズテールの程よい柔らかさが動きのきっかけを作ってるように感じる。普段当たり前のように板に乗っているが、ドラゴン→リッピーと性質の異なる昔の板に乗ることで気づけた気がする。ただ、飛距離はあまり出ず、テールで壁を押しつぶすような落ち方。
ヒット数 13 回、12回、12回
キック ノーズ65 テール55

Burton Balance 2000年

Jim Rippeyのようなノーズテールの柔らかさは感じない。ドラゴンに近い。
ドラゴンより若干トーションは柔らかい気がした。オーリーの高さが出やすかった。ヒット数の要因として、硬さによる信頼感があると感じた。また、壁から飛び降りた時の着地もテールが硬い分耐えてくれる印象。
ヒット数 14回、14回

Burton ASYM AIR6 162cm 1993年

エッジのサビでブレーキがかかり、スピードが出なかった。非対称がどう影響するのか気になったが、サビの引っ掛かりでわからなかった。
当時はハーフパイプでも前振りの時代で、この板は前振りに乗った時に力がかかりやすいよう、アルペンボードを元に非対称に作られている。前振りで乗る設計だがいつも通りダックスタンスで、推奨スタンスの45で取り付けてみた。
テールが硬く、長いため、オーリーすると弾くまで遠く感じた。しなりがないのでその遠さがより一層感じられた。
ヒット回数 6回

JO factoryでCAD講座

JO factoryとは、工務店とdiyの間というコンセプトでdiy代行人として仕事をしている成治さんが昨年10月に法人化した会社。初めは自宅の土間を作業場としていたが、事業拡大に伴い、近くの倉庫を借りて工房を作っている最中。もともとリサイクルショップの建物で、そこを綺麗にする条件で借りているらしい。

前に成治さんと話した時に、CADを始めたいという話が出たので、成治さんえりささんの大町の家に呼んでもらい教えることに。今は、設計はZソーの会社が出している無料のWEBアプリを使っているそうで、ツーバイ材など決まった形しか扱えない。そこでライノセラスを紹介した。

以前成治さんが作った椅子をライノセラス上で作る方法を教えた。最後にgrasshopperで自動化を実演してみた。

まさか白馬でCADを教えることになるとは。

えりさ食堂ご馳走になった

MEMO

天気:曇り
ゲレンデ:47
メンツ:1人
コンディション:ガチガチアイスバーンに薄ら積もってる
イベント:ビンテージボード乗り比べ・JO factoryでCAD講座



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