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love like a cat, live like a tiger
KOHIIより始まった2021年を、参画したコーヒー商品の新発売が始まる今日で締めるのが最適。コーヒーで恋に落ちた辛さ、コーヒーで実現できた夢の甘さ、たまあ〜に自分しか楽しめないコーヒーの寂しさと、妙にコーヒーで繋がっている新日常の暖かさ、一通り味わってきた一年だった。
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New perspective
KOHIIの唯一の海外メンバー、コンテンツキュレーターとして働いていた半年の間は日本時間で過ごしていたような気がする。コーヒーラバー+コンテンツのプロとはいえ、コーヒー文化やライフスタイルから、コミュニケーションスタイルや働き方までたくさんギャップがあるはずだったが、正直、意識も遠慮もしないまま、ただただ新事業の趣旨に沿ったコンテンツとチーム作りに専念できた上に、そのギャップに生まれた会話のきっかけをずっと楽しんでこれたのは、キャリアにも、人生にもとってもありがたく、貴重な経験になった。
先日珍しい豆をコーヒー屋さんでいただいた時、一日このコーヒーしか飲まないでやってみてくださいと言われた。Perspectiveを語源にPerciと名付けられたPanama Geishaの逸品だった。上品なDark Chocolateのジュースのような初食感だった。外食を含め、一日4−5杯飲むペースなので、なかなかこのコーヒーにこだわることはできなかった、最初は。後日雨気味の夕方になんとなく飲みたくなる時、ゆっくり淹れてみたら、最高の味だった。その勢いで文章を一気に書けて、半年ぶり個人ブログを更新した。いつも読んでくれる友人に「今まで一番格好良かったよ、ビジュアルデザインも文字のリズムも!」と評価された。やっぱりPerciの力か!と嬉しくて。
近年盛り上がっているスペシャリティコーヒーの世界をこのようにゆっくり一品一品を楽しんで行けたら、いいなあ〜〜その時の自分にぴったりの逸品に出会いたいよね!
そしてコーヒーって個人差が大きくて、ストレートなもんだ。数えきれないほどコーヒーの選択に恵まれている世代においては、コーヒーを体験するように、新しい物事へ遠慮せず、自分なりに挑戦し、真正面からぶつかることはどんどんできるストレートなカルチャーが生まれるといいなぁ。世界、あるいは世界観もきっと広く、多彩に変わっていく。
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New coffee
2019年の春、ニューヨークに滞在した時、Food Therapyという栄養学 x 料理のコースを勉強し、資格を取った。そこですでにニューヨークで進んでいるVeganのコンセプトやそれを取り入れる軽食屋さんやカフェも増えたことに気づいた。初めてSuperfoodを使うWellness coffeeを飲んだのもその時期だった。
旅行もしない、近所と自宅の間に安定してきたこの一年間は、健康管理に今までより気をつけるようになった。ちゃんと運動と栄養のバランスを取りたい一方では、効率も大事にしたい。そこでMelbourneでたまに見かけて食べてみたSuperfood powdersをまたネットで買ってきた。
体の循環とお肌に良い二種類:Green(barley grass) and Reds(Beetsをはじめ、普段たっぷり食事から取れない赤い系の野菜や果物)だ。ニューヨークのことを思い出し、Oatミルクを使ってWellness coffeeを作ってみたら、大成功だった!コーヒーそのものよりかは、雰囲気がもっと好きな自分には向いている。
健康第一の今、コーヒー屋さんでは、このような選択肢もどんどん流行っていくといいね。体重管理の方や体調や体質でDecafを好む方々などには、wellness coffeeがフィット。コーヒーだけではなく、コーヒーと一緒に並べる、同じfrom seed to tableの食べ物、器まで、新しい食文化を楽しい形にして伝えていきたい。
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New community
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コーヒーが確かに深い、狭い特質もある。落ち込むことよりかは、ちょっとしたコーヒーの色をつけて、コーヒー以外の世界を豊かにする、他の趣味と一緒に調理・融合することに関心が高いかもしれない。
大学院で通っているデザインコースに応じて、公園をテーマにサービスデザインのいろはを勉強した。課題になった公園は、コミュニティ向けな新たなデザインを採用し、建物自体はよくできたが、あるコーヒー屋さんが自らコラボを提案し、そこでお店を開業してから、初めて公園が正式オープンできたという流れだった。公園を毎日通う街の人たちに、あのコーヒー屋さんが欠かせない頼りになっている。公園の日常管理を分担し、お年寄りから、子供まで渡る年層にできるだけ応えたい結構広い、コーヒーを含める飲み物と軽食メニューも提供する。コーヒーはそこそこ美味しいけど、サービス精神、コミュニティー文化を趣旨とするお店の代表とも言える。
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昔から、大手ブランドが有名な公園や旅行先でコーヒー屋を開くこともある。失敗したケースしか印象に残っていない。
この公園をリサーチをするため、一時通っていた。何より、店員さんたちと公園の常連さんとの親しい会話、常連さんのワンちゃんたちの名前をきちんと呼べる店員さんのことは印象的だった。特にスペシャリティコーヒーはコーヒーを中心とする拘った見方、語り方、作り方で動いているが、コーヒーをただの一つのスパイス・要素としたら、どう?
コーヒー屋さんのある公園Orお庭を持つコーヒー屋さん、どっちにしてもいいこのコミュニティに愛される場所、これから少しずつ増えていけたら、コーヒーがもっと多くの人々に届けるし、街全体もHappier cityになれると信じる。
New story
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近所ではこの一年ワンちゃんが明らかに増えた。出かけると必ずペットしたり、遊んだりする。それに柴犬に会う日と、golden retrieverやterrierに会う日は違って、勝手に自分の中で、運気のカレンダーも想像している笑。こうして、ある日曜日、よく会うワンちゃんや野良の猫ちゃんのイメージができて、絵を自然に描きはじめた。それぞれ異なる習性や個性も、人間性、ライフスタイルと重なった。
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このシンプルなインラストは今近所のカフェが新発売するドリップコーヒーの限定パッケージになった。コミュニティそのものが可愛く描かれてると評価され、原型そのまま採用された。
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同じく近所のコーヒー屋さんで展開してきたShelfも(好きな独立出版の英文雑誌を好きなお店の客層に合わせて、お店の体験を充実する小さな本棚をセットし、街の人々と読む体験を共有する企画)一歳になった。この間、小さなイベントをShelfをずっと応援してくれるお店の一つで主催し、今まであったことのない、雑誌を愛読してくれたお客さんにも会えた。割と変わった趣味を通して、こんなにたくさんの人たちと共通できたことにものすごく感動した。Shelfが街をよくすることだとみんなに認められて、たくさんの愛をもらった。
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Shelfのご縁で知り合ったお店とは、絵の展示会をやってみた。読書が好き、コンテンツ、ストーリーが好きな客層と店主たちには、このようなPopup Galleryが大歓迎のようだ。
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学生時代にアーティストの道に縛られるのが怖くてやめたが、デザインとアートはずっと趣味だ。コロナ時期から再開した大好きなSketchは今年、本格的に作品作りの形を取って書けた。完成した絵をまたコンテンツ、ストーリーの印として、デザインの仕事やコミュニケティ活動に展開していった。身につけたバリスタの技はお店側と面白い距離感を作るには役立っている。キュレーターの経験や才能もここで活かした。
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コーヒー一杯で始まった会話は決して、コーヒーの話で終わらせたくない、自分の場合は。プロや業界のメディアが注目する農園や精製方法や業界動向などとは全く関係ないトッピクスがほとんどだ:音楽、雰囲気、空間、料理、旅行、雑誌、友達、家族ーいわゆるエンターテイメントの話ばっかり〜
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SCAトレーニングで得た知識やコーヒー仲間からもらった豆知識やKOHIIで経験した業界のインノーベーションは、いかに自分がいる世界を彩ること、それを自分と同じようにコーヒーと触れ合う人たちと共感できるストーリーを今後も作り続けていきたい。
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selected by Melbourne Art Book Fair 2022
New relationship
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コーヒーの香りが溢れる素敵な空間に、コンテンツ・ストーリー以上、他に何か貢献できるか、常に考えている。こうして、デザインとコンテンツに関して、経験や興味を持ってくれる方々に出会う機会も何となく増えてきた。Chemistryかな、気の合う同士が自然に集まってくる。
これまでShelfで繋がるお店ともコーヒーx雑誌のほかに、宣伝広報のコンテンツデザイン、コーディネートを活かすVM関連の新しい企画も最近話しているところ、ますます楽しくなってはいる!
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ファッションブランドとコラボしているプロジェクトには逆にコーヒーで知り合った写真家の友達の作品を展示することを企画し、Crossoverが楽しみだ。
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純粋に絵を描くのを続けたおかげで、仕事仲間にも自分のスタイルがよく伝わっていった。今度色合いの個性を活かして、textile print / pattern designの企画にも誘われた。
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とにかくコーヒー以上の関係、コーヒー以外の思い出を創りたい。
猫の暮らしをそばで見ると、好きなこと、人との間こそ、柔らかく距離を保ちつつ、上手に付き合うことに憧れている〜そしてが好きなこと、人だけを見つめる猫の姿勢には尊敬する。彼を見習って、2022年の旅へ〜
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