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いよいよグランメゾン東京最終回ですね!

いよいよこの後、日曜劇場枠で放映されていた、「グランメゾン東京」が最終回を迎える。
前回の池井戸潤さん原作の「ノーサイドゲーム」も観ていたので、比較的この日曜劇場枠は好きなドラマが多い。
前回のノーサイドゲーム」をツイッターで”現代の水戸黄門”と思ってしまいました。
私自身を含め、日本人は本当に勧善懲悪モノが好きだなぁ、と。
「グランメゾン東京」は高視聴率のようですが、若い視聴者はどう感じているのでしょうか?
好きなタレントさん目当てで、それなりに若い視聴者も観ていると思うのですが、どちらかというと、ある程度年配視聴者の支持が強いのでは?と思うのです。

よく今の時代を”課題解決型”から”問いを問う”時代になったと言います。
「グランメゾン東京」の、ミシュランの3つ星を取るという既に権威づけされた大目標に向かうという目標設定や、その目標に向かっていく間に次々と沸き起こる課題を解決していく様子は、従来の課題解決型の代表のように思えるのです。

もし問いを問う時代のレストランドラマを作るとすれば、どういった内容が考えられるでしょう?
私は専門家ではないので、ない頭を絞り出してみると・・・

●貧しい子供に食事を無償で振る舞う子供食堂を営むオヤジ。しかし、経営は火の赤字。食堂を巻き返すため子供には施すものの、大人からはしっかり代金をいただくという起死回生策を思いつく。その作戦とは?食堂は守れるのか?

●本物の食材に中々出会うことのない都会の子供たちに食育を施す、都会の小さなレストラン。
やがて小さなレストランの灯火は、多くの賛同を呼び、大きく沢山の灯火になっていく。

●完全循環型レストランを目指す主人公。しかし、なかなかコンセプトが伝わらず、大苦戦!
日本初のSDGsレストランは、軌道に乗るのか?

などなど。
問いを問うということは、自分で課題を見つけるということ。
ということは、やはり、既に権威づけされた目標ではなく、フロンティアというのが前提になりそうです。

冒頭で触れたように、勧善懲悪型のような、ある程度類型化された脚本の方が万人受けはしそうな気がします。
自分なりの小さな課題という設定上、どうしてもターゲットは狭くなりますので、マス向けのドラマには難しいかもしれません。
マーケティング的にはマス向けより、ハマった時は大きな流行になりそうですが。

なんだか勝手なことを書き連ねてしまいましたが、いよいよ最終回!
三つ星をとれるのか、はたまた全く予想しない結末を迎えるのか?
最終回を楽しみましょう!

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