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暴露後狂犬病ワクチン4回摂取/バリ島でジャコウネコに噛まれた話

コーヒーショップのジャコウネコ

2020年2月、卒業旅行で友人とバリ島へ旅行に行った時の話。

今まで見た中で1番美しいサンセットを見ながらの夕食や、シュノーケリングで沈没船をみたり、ホテルのナイトプールを貸切で利用したり、旅行を振り返ると本当に本当に美しくて幸せな時間だった。


旅行最終日の夕方18時頃、世界一美味しいコーヒーと言われてるジャコウネコのフンから作られるコーヒーを買いに、ジャコウネココーヒー専門のお店へ。
実際に店内で飼われているジャコウネコに触れ合うこともできるお店で、試食もさせてもらえた。
そんな時、、、お店のジャコウネコと触れ合ってたら、指を噛まれて出血🩸その場で水洗いをして絆創膏で対応。大したことないと思っていたが、ホテルに戻って友人に何気なく噛まれた話をしたら、それやばいかもよ?狂犬病とか何があるか分からないから病院行った方がいいかも…と。翌朝早朝にバリを出国して日本に戻る予定のため、明日は病院に行けない。そして時間も夜21時過ぎだったので病院も開いてるか分からない状況。取り急ぎホテルの人に病院を聞き、近くの総合病院にタクシーで行くことになった。
タクシーに乗り、夜中の総合病院へ。病院に入ると英語で書かれた問診票を渡され、暗闇の中で一生懸命記入。夜中のバリの病院は海外ドラマに出てくるような雰囲気で、人影がなくて薄暗くて、1人でめちゃくちゃ怖かったし、タクシーの運転手がちゃんと外で待っててくれてるか心配だった笑
1時間くらい経過して案内されたので個室に向かうと、若い男性の医師と若い男性の看護師の2人が待っていた。状況を説明し、まずは傷口を消毒してもらい、破傷風のワクチン1本と狂犬病のワクチン2本を打ってもらうことになった。
私の伝えようとしてることに対して一生懸命耳を傾けてくれて、わからない部分は何度も丁寧に説明してくれた。バリの人は本当に優しい。

無事に処理をしてもらい、外に出るとちゃんとタクシーの運転手が待っていてくれた。こんな時間に3時間も外で待ってくれた運転手、代金はいらないよって言ってくれて、無料で送迎してくれて優しさの極みだった。

バリの医者に日本でも追加で狂犬病ワクチンを打つ必要があると言われていたので、帰国後さっそく地元の病院で狂犬病ワクチンの予約をしようと病院を探すと、新たな問題が発生。私がバリで摂取したワクチンは"輸入性ワクチン"という海外で扱っているもので、県内の病院では対応していなかった。
東京の品川トラベルクリニックでは、私がバリ島で受けたワクチンに対応したワクチンを取り扱っており、こちらの病院で2回に分けて再度暴露後狂犬病ワクチンを接種した。

今回の件、海外旅行保険の適用により全額対応してもらい、しまいには見舞金2万円をいただいた。海外旅行保険、本当に加入すべきだと身をもって体感した(笑)

とてつもなく不安で焦ったけど、色んな人に助けられて今日も元気に生きてます笑
とても楽しかった旅行だったけど、強烈な出来事もあってとても思い出が深い。
バリ島また行きたいな✨本当に関わった人みんな優しかった。


※狂犬病について(厚生労働省HPより)

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/

バリ島でのひと時
ホテルのナイトプール
街並み

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