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「新科学する麻雀」を読んでみた

こんにちは、秋茄子がおいしいと思い始めた味覚がお爺、ろばとでにろーです。先日雀魂にて雀聖3に到達することができました。東風1500戦ぐらい打っているので達成感がありましたがここで問題が、、、

魂天まであと4500pもあるじゃーーーーん

昔からこつこつ努力することが苦手で、全クリするまで至らなかったRPGは数知れずの筆者は例外に漏れることなく一気にモチベーションを失いました。そんな時Twitterのタイムラインに、

「新科学する麻雀 出版」

神のお告げが、、気づいたら本屋に足が向いてました。前作の科学する麻雀は友達の家でさらっと読んだ程度なので熟読しようと興味津々。本屋の隅に追いやられた囲碁、将棋、麻雀コーナーできれいに積まれたお目当ての本を発見。意気揚々と数ページ覗いてみると、

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え?シミュレーション結果をコピペしただけなのか?

わしが知りたいのはその結果が出るまでの放銃率等のパラメータなんじゃーー

心の麻雀変態を抑えながら、レジにてすんなり購入。週末を使って読むことにした。

数時間後、

むむ、なるほどかなり実戦向きだ、、、

大まかな解説の流れ

内容を簡単に説明すると、

打牌選択を迫られるケースをピックアップ→選択肢の期待値(局収支、半チャン収支)をシミュレート比較→期待値が高い選択肢を選びましょう。という流れで解説されている。

東1局対子のリーチ、8000のイーシャンテン→ベタオリと押しの収支をシミュレート→押しのほうが得なので押しましょう。といった感じ。

シチュエーションは対1軒リーチ面前テンパイ、副露テンパイ、イーシャンテン、など様々で、収支に直結しそうな場面が選ばれてある。個人的には後半の副露ケアに関するパートが非常に勉強になりました。

さらに各テーマごとに簡単な牌姿を使って比較解説してあり、理解しやすい形になっている。数値をかみ砕いた文章で説明してあるのもありがたい。

一通り読んでみた感想

本当に麻雀が強くなってほしいそんな熱意を感じました。和了率などのデータを出来るだけ省き、一貫して収支の比較に焦点を合わしている。複雑なデータを出来るだけ分かりやすく伝えたい。そんな思いが伝わってきます。(省くといっても特設のWebサイトが用意されてありそこで公開されている。)初めは数値の羅列に戸惑ったけど、色分けされてあり数値の変化も比較的読みやすい。分からない場面があったら見直して数値を読めば、答えがそこに書いてある。そんなメッセージ性を感じ取れる戦術本でした。

内容の話を少しすると、かなり押しが得になる場面が多いと思いました。仮に数値通りに実践できたとしたなら、精密な佐々木寿人いや次世代の小林剛、とにかく押しの強い相手としたら戦いづらい打ち手になれると思います。

基本的には局収支で解説されてますが、半チャン収支に関してはMリーグと同じルールでシミュレートされてあるのでこの時期にぴったり。Mリーグを見ながら収支を比較してみるなんて楽しみ方もできます。やってんな!

以上 新科学する麻雀のレビューでした。☆三つ!

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