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NetflixのBabiesが専門的で面白かった件 -What Babies Know-

ご無沙汰しております。
以前の投稿から2ヶ月以上経ってしまっています!
本業の方がバタついていてなかなか更新できませんでした…


今回はNetflixのドキュメンタリー番組、「BABIES」について少しだけ書いていければと思います。非常に面白くて、各方面の専門家が出てくることもあり、研究やデータに基づいて展開されていることがポイントです。全部で12本、1本あたり40-50分程度の番組です。

1本目はWhat Babies Knowというタイトルです。ここから見てわかったことと僕の意見を書いていければと思います。


赤ちゃんというのは非常に不思議で、生まれた時からどうしてこれを知っているんだろう?と驚く瞬間があります。

例えば、「重力」や「対象の永続性」、「同じの認識」…重力は予想外の動き(反重力的な動き)をすると、赤ちゃんは注視するという研究結果があります。


1. 重力の存在


それはなぜか。重力の存在、物は落ちるということを知っているのではないか?というのが研究の推測結果です。

赤ちゃんが言葉を話せれば、「重力の存在知っていますか?」「知ってますよ」と答えてくれるのでしょうが、残念ながらそれはできません。なので、注視時間を利用して結果を判断しています。見ることは4-5ヶ月頃から発達し始めるので、この方法が利用されています。ただしそれ以前に関してはわからないので、今後の研究方法が気になるところです。

動いていても脳の働きが常にモニタリングでき、かつその働きが何を意味しているのかが明確になるような機器が開発されれば、きっと誰も予想しなかったようなデータが出てきそうですね。


2.対象の永続性


また、「対象の永続性」に関しては、9か月ごろまでは、物を見ていて、紙や板などで遮られえると物はなくなる、というように思っているのでは?と考えられてきましたが、実際は4-5ヶ月くらいで物はなくならずに、ある、ということを理解しているようです。

これは本能的に知っているのか、生まれて間もなくで学習しているのか、こちらも赤ちゃんが言葉を話せればいいのですが、注視で確認しています。


3. 「同じ」と「違い」の比較


「同じ」も注視時間で同じものが連続で出てくると興味が失われていき、注視時間が短く、突然別のものが出てくると注視時間が長くなることを利用して、違いを理解していると推測されます。


この「同じ」「違う」の理解は人間の顔になると特に顕著になるようです。こちらの顕著になるのがとても重要なのですが、そちらに関しては次回にて!全部書いてしまうと長くなることが予想されるので…(笑)


上記を見ていて、個人的に感じたのは、これらの研究の面白いところは推測が結果として表れているが、いつの時点でどうやって知っている、ということになっているのかがまだ不明なところです。また、もう少し難しく言うと「知っている」という表現が正しいのかどうかも不明確です。感覚的に受け入れているのかもしれませんし、知っているという概念すら持っていないのかもしれません。


それでは次回お楽しみにしてください!


おわり


今回参考にしたもの
・Netflix series BABIES 


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