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人見知りって言うのをやめたい。というか、やめる。

もうタイトル通り。

人見知りという言葉を武器にして、人に対してどこか線引きをしてしまっている自分がいる。

人見知りというワードを自ら言うのをやめてみたら、何か変化が生まれるのか。つい口癖で「人見知りなんです〜」と言ってしまっているときがある。言われたほうも困るだろう。

やめようと思っても、うっかり「ひ…」までは出てしまうかもしれない。そしたら、「ひ…とが好きなんです」と言ってみるのもいいのかもしれない。

そんなことを思ったのも、星野源さんの『いのちの車窓から』というエッセイに人見知りのエピソードがあったから。まだ原本を読めてはいないのだが、エピソードが引用された記事を読んで、「あぁわたしもやってしまったな」と思った。

それまで、相手に好かれたい、嫌われたくないという思いが強すぎて、コミュニケーションを取ることを放棄していた。
コミュニケーションに失敗し、そこで人間関係を学び、成長する努力を怠っていた。

それを相手に「人見知りで」とさも被害者のように言うのは、「自分はコミュニケーションを取る努力をしない人間なので、そちらで気を使ってください」と恐ろしく恥ずかしい宣言をしていることと同じだと思った。

数年前から、人見知りだと思うことをやめた。心の扉は、常に鍵を開けておくようにした。好きな人には好きだと伝えるようにした。

ウザがられても、嫌われても、その人のことがすきなら、そう思うことをやめないようにした。

人見知りという自分へのラベルを剥がしてみる。

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