一人暮らしの怪異 & その他の野望 & シリーズ化したほうがいいですか?

 大酒吞みのソウ マチです☆

 昨日は日中からお酒を吞んで酔っ払ってお昼寝しました。目がさめると19時すぎ。ベッドでダラダラしながらスマホで遊びます。一人暮らしなのでダラダラしても怒られません。2時間ほどダラダラを満喫したら、おなかがすいてきた……。

 おなかがすくたび「わたし、神様じゃなくて良かった!」そう思います。神様って、おなかがすかないのでしょう? ずっとおなかがすかないって、便利だろうけど怖い気もします。生活に区切りがつかない。もしわたしが神様だったら、永遠にベッドでダラダラします。だって他にすることないもの。

 わたしは幸い人間なので、おなかがすきました。ダラダラをやめてご飯を作ることにします。そろそろニラを使わないと。流しにニラを置いていたはずなのに見あたらない。代わりにジューサーが置いてあるけど、どうしてここにあるんだろう? はて??

 首をかしげながら冷蔵庫を開けると、ズラリとお皿が並んでいます。ワカメの酢物、野菜サラダ、ピーマンと塩こんぶの炒めもの、にんじんと干しぶどうのラペ、肉じゃが、そしてニラとキムチの卵とじ。テーブルへお皿を出してみると、豪華な食卓になりました。そうか、ニラとキムチの卵とじを作るのに、卵をジューサーで攪はんしてくれたのか。わたしは卵の白身がニガテだから、ジューサーできちんと混ぜてくれたのね。ありがとう。どうりでニラが見つからないワケだし、ジューサーが出ていたのもうなずける。

 これだけ豪華なお料理を作ってくれたのに苦情を言うのはアレだけど、白いご飯は?? おかずだけじゃ食べられないのだが? なぜご飯を炊かなかった? 気がきかないにもほどがある。

ねぇ、酔っぱらってたわたし、どうして白いご飯を用意してくれなかったの????

そうなのです。一人暮らしなのですべて自分で作ったお料理なのです。けれども一切おぼえていない。酔っぱらって寝て起きたらお料理ができていた。しかも後片付けまできちんとしているから、流しを見てもわからなかった。グッジョブだけど自分で自分を誉めてあげたいけれど、でも白いご飯がないってどうよ?? 画竜点睛(がりょうてんせい)も甚(はなは)だしい!!

ブツブツ言いながらお米をとぎます。たっぷりのお水にひたして15分待つ。そしてお鍋をガスコンロへ置いてグツグツします。一人暮らしなので炊飯ジャーは持っていません。小さなお鍋でほんのちょっぴりご飯を炊きます。高温で炊いた白ご飯は、ツヤツヤしておいしいですよ♪♪

 ご飯ジャーは持っていませんし、テレビも車もありません。夫もいませんし子どももいません。ナイナイ尽くしにもほどがある生活を送っております。

 生活用品や夫は自分から手放しましたけれど、子どもだけは欲しかったです。二度の結婚で不妊治療などいろいろ頑張りましたけれど、とうとう授かることができませんでした。子どもがいたら、今とはまったく違う人生を送っていたと思います。母親として妻として、平凡な生活を送っていたでしょう。何が幸せで何が真実かわかりませんけれど、そういう人生を送ったと思います。

 そして真実なんて、どこにもないかもしれません(;^ω^) でも一つだけ確固たる真実があります。その真実とは……、

「人は死ぬ」です。医学やテクノロジーが進めば死なない時代が来るかもしれませんけれど、今のところ人は必ず死にます。それが真実。

「わたしはいつか、死ぬんだなぁ~」ぼんやり考えていました。死ぬのは怖くありません。痛みや苦しみがなければ、前向きに死にたいタイプです。でも一つだけ心残りがありました。わたしは子どもがいません。わたしが死ねば、わたしの遺伝子はそこで終わる。そして世界から忘れ去られる。子どもがいればわたしが存在した記憶も遺伝子も子どもが引き継いでくれるのに、それができない。これは悔しい……!



わたしがいた事実を残したい! 人類に爪痕を残したい!!


わたしに何ができるだろう? ずっと考えていました。とりあえず不必要な物を一つずつ手放してゆこう。極限まで手放せば、何か見つかるかもしれない。見栄を捨てて虚栄を捨てて儀礼のお付き合いをやめて贅沢をやめて…………ありとあらゆる事や物を削ってゆくと、ぼんやり輪郭が見えてきました。わたしは人の記憶に残りたい。わたしが死んだ後も楽しい記憶を残したい!

わたしが文章を書いているのは、そういう理由です。わたしの文章で誰かを楽しい気持ちにして、楽しかったという気持ちをおぼえていてほしい。ソウ マチという名前は忘れてもらっていいのです。ただ「読んで楽しかった♪」その気持ちをおぼえていてほしい。「どこで読んだか忘れたけれど、こういう楽しいお話があってさぁ~!」そう語り継いでほしい。たくさん書けば、たくさんの方に届くと思う。だからたくさん書いて、たくさん楽しんでほしい。

そういうワケで毎日この記事を書いていますし、本も書いています。本なんてあーた、ガチで「赤毛のアン」や「あしながおじさん」を目指して書いておりますから! 人類が存在する限り、読み継がれる名作を書きたい! わたしは確かに存在したの! わたしを忘れないで!!

まだ結果は出せておりませんが、自分にできるベストは尽くしております! ですから今日死んでも悔いはござらん! 我が人生に悔いなし!!

そんなわたしですが、またフラれたみたいですよ……(;^ω^) ユーチューバーにフラれ、編集さまにフラれ、そろそろ「フラれたシリーズ」としてシリーズ化したほうがいいのでしょうか??

いや、まだ希望は捨てるまい! 大金持ちのユーチューバーはわたしと結婚するため血眼になってわたしを探しているかもしれませんし、編集さまは上司へ「すごい逸材を見つけました! 社運を賭けてソウ マチの本を出しましょう!」そう言って企画書を提出しているかもしれませんし、もうお一方はわたしとお仕事をするにあたって、過去のnoteの記事を熟読なさっている最中かもしれません!

……過去のnoteの記事……? あんなコトやこんなコトを赤裸々に書いている記事のこと?? (考えている)…………あんなの読んだら「うわっ! ソウ マチってヤバイ奴じゃん! あぶねぇ、あぶねぇ! 近寄らないようにしよう!」ってなりませんか? なりますよね?? 見ているぶんには面白いでしょうけれど、関わり合いになりたいとは思わないでしょう。

もしかして、またフラれた??



サポートも嬉しいですけれど、拙書「姫さまですよねっ!?」をぜひご笑覧くださいませ(^▽^)/ 愉快で楽しい本です♪♪