人生でベスト3に入る素晴らしい教えの話。

「酒の一滴は、血の一滴」が家訓のソウ マチです☆

酒は血と同じだから、一滴もこぼすな!という意味です☆ どんだけ大酒吞みの家系やねん?

バイト先でウィスキーを買って吞むのですけれど、とうとうお店の仲間たちから「またお酒、買ってるの!?」そう言って叱られるようになりました(;^ω^) 自分でもうっすら多いかなと思っていたのですけれど、ウィスキーを毎月10リットルは多いですか? 4リットルのペットボトルだとそれだけで自転車のカゴがいっぱいになって食料品が買えないので、毎回2リットルを買っています。するとほぼ毎週買うことになる。4リットルにすれば回数は減るから、そっちにしたほうがいいのでしょうか? でも4リットルは見た目のインパクトが大きいらしく「そんなに吞むの!?」って叱られるのです……。どっちにしても叱られちゃうなぁ……。

バイト先に新入社員の女性が配属されました。新卒ですが在学中から弊社でバイトをしていたそうで、すでに中堅社員の風格です。わたしみたいにビビることはありませんし、いつでも落ち着いてクールな女性です。年齢はわたしの半分以下ですし、あちらは社員さんですし、働く時間帯がちがうので話す機会も少ない。わたしはいつもキンチョーして話していました。

昨日、久しぶりに彼女と顔を合わせました。いつも通り、クールで落ち着いています。

彼女:ソウさん、明日はシフト入っていますか?
ソウ:明日はお休みです。
彼女:なんだ。
ソウ:どうしてですか?
彼女:明日はソウさんと同じ時間帯のシフトだから、お話できると思ったんです。
ソウ:え!?
彼女:ソウさんと話すのを楽しみにしてたのに。

彼女はお世辞を言うタイプじゃありません! いつもクールで落ち着いている。その彼女がわたしと話すのを楽しみにしていたと言っている! これはガチだ! ツンデレのデレだ! そしてわたしはキュンだ! 胸がキュンキュンする!♡

ソウ:ちょっと、すみません……。急にそんなコト言われて、胸がキュンキュンして苦しいです……♡ 好きになりそう……♡
彼女:ダメですよ~。ww わたし、彼氏いますから~。ww
ソウ:彼氏さんいるし、わたしたち同性だし、付き合うとなるといろいろメンドクサイですね。ww

いや二人とも、そもそもノンケだから。 付き合うとかナイから。でもこういう思わぬ好意って、めっちゃ嬉しい!! 

ウキウキしながら働いていると、先輩のHさん(女性・30代)がレジ前の売り場へ来ました。わたしから少し離れた場所で、お仕事をなさっています。

ソウ:Hさん、今日の体調はいかがですか? 昨日はご気分がわるいと言っていましたけれど、少しは良くなった?
H :ソウさんが心配してくれたおかげで良くなりました♪ ソウさんはいつもわたしの心配をしてくれるけど、なんでですか?

わたしは両手でハートを作って、少し離れた場所のHさんに言いました。

ソウ:だってHさんのことが、大好きだから♡

言いながら胸の前で作った♡をHさんのほうへ押し出した瞬間、常連の若い男性(外国籍・超イケメン・イケメンすぎてお仕事をしてない・どうも彼女が食べさせてくれているらしい・イケメンだと働かなくていいらしい)と目が合ってしまった!! 彼から見たら、わたしが彼に向って♡を出したように見えるでしょう! なんてこったい! やっちまった!!

彼は♡を出したわたしを見てビックリした顔になりました! そしてテレて真っ赤になると「AHAHAHA!」不自然に笑いながら頭を下げて(彼はとても礼儀正しい方です)通り過ぎていった。ちがうんです! あなたに♡を飛ばしたんじゃないんです! そう言いたいが彼の国の言葉は話せない! そして彼は日本語がわからない! 意思の疎通ができない!! NO! NO!NOOOOOOOOOOOOO!!

しょーがない。やっちまったもんはしょーがない。あきらめよう(←わたしのあきらめの良さは天下一品)

それに、わたしよりやらかしてる方はたくさんいるもの!! いつも感心するのですけれど、ラテン系の男性って隙あらば口説いてきますよね!? 「アナタに会いたかった♡」「今日もステキだね♡」「コレ、おいしいよ。ボクといっしょに食べない?」アレ、なんなんですか!? 女性とみれば口説くのが礼儀なのですか!? 奥様といっしょに来て口説けない時でも、奥様の目を盗んでウインクしたり、じっと見つめて笑いかけたり、常に思わせぶり!! 純情な女性だったら本気にしますよ!?

え? わたしは本気にしないのか? ですか? 本気になんてしません。だっていつも外国人と間違われて、いろいろな国の方から口説かれまくってますもの。慣れた。アレは挨拶みたいなもんだと思っています。

彼らの熱い視線を受けながら、わたしは悩んでいました。どうしたらいいんだろう?? 悩みは「黒上司から理不尽な仕事の指示をされたら、どうしよう?」です。

昨日の記事でバイト仲間のAさんが、黒上司から理不尽な指示をされたと書きました。絶対に出ちゃダメと言われている看板レジから外へ出て、店内のお客さまに営業をしてくださいと言われたらしい……。

会社の方針が変わったのなら仕方ありませんけれど、この黒上司は勝手に社内ルールをねじ曲げて自分の都合のいいようにするので油断できません。上司の上司に相談したいが、偉い上司は常駐していません。どうしたものか……。

以前に黒上司からレジ移動するよう言われた時、わたしは言いました。「偉い上司(黒上司の上司)から、移動を禁止されています!」じつは実際に言われたワケじゃありません。けれども移動は明らかなルール違反なのに何度も移動させられて困惑していたので、勝手に偉い上司の名前を出した。黒上司だって自分より偉い上司の名前が出れば、あきらめると思った。ところが黒上司は……、

黒 :移動してください。

この一点張りでした! 後で偉い上司にこの件を報告したらやはり明らかなルール違反で、黒上司は偉い上司からきっちり怒られました。それなのに、懲りずにルール違反をさせたいらしい。黒上司は平気でウソをつくので、偉い上司がその場にいなければ、偉い上司の許可を得ていると言うのは目に見えています。聞くだけムダ。

ルール違反はしたくないが、黒くても上司なので言われれば指示に従わないといけない。どうしたもんか……。悩んだわたしは先輩(40代・女性)に相談しました。

先輩:黒上司の言っていることはおかしい。看板レジから出てはダメというのは、ずっと前から言われている。
ソウ:やっぱり、そうですよね(涙)。
先輩:会社の方針が変わったという通知は聞いてないから、今も看板レジから出てはダメだと思う。
ソウ:わたし、どうしたらいいんですか? もし黒上司にレジから出て営業しろって言われたら、困ります(涙)。でも指示ならしないワケにはいかないし……(涙)。

そして先輩は、わたしの人生でベスト3に入る有益なアドバイスをくださったのです! そのアドバイスとは……、









先輩:そういう時はね、笑顔で「はぁ~い!」ってイイお返事をして、バカげた指示は無視するのよ(^▽^)





さすが先輩! その発想はなかった! バカげた指示の論拠を問いただして無しにするか、黙って指示に従うかの二択だと思っていたら、そんな解決策があったとは!! 良いお返事だけして、無視!! なんと素晴らしい!! ありがとうございます! 無事に悩みが解決しました!! このアドバイスは今後も大事におぼえておきます! わたしに家族がいたら家訓にしたいくらい!!

悩みが解決してウキウキ働きました♪ もう黒上司なんて怖くない♪♪ ところが最後まで理不尽な指示はされず、仕事は終わってしまいました。なんで? なんで黒上司は指示を出さなかったんだろう?? そういえばAさんが言ってた。

A :黒上司から言われたの「Aさんなら、できる」って。わたしならできるから、指示を出すって。

もしかしてわたし、できないヤツって判断されました?? 自分はやればできる子と思ってますけど、やってもできない子って思われています?? もしかしてバカ認定されています? バカですか? そうなんですか? なんのはなしですか?

くぅぅぅぅぅぅ!!(←くやしくて、言葉にできない)


サポートも嬉しいですけれど、拙書「姫さまですよねっ!?」をぜひご笑覧くださいませ(^▽^)/ 愉快で楽しい本です♪♪