クラスのみんなで南大沢のアウトレットにいきました。

元国税職員さんきゅう倉田です。クリスマスに欲しいものは「税務六法」です。

 大学のクラスのみんなで、南大沢のアウトレットに行きました。
アウトレットって、洋服屋さんばかりなんですね。
ぼくとか服に興味のない男子は楽しめる店が少ない。
それでも、みんなで歩いたりゴディバのソフトクリームを食べているだけでたのしい。

ぼくは服に興味がない。17歳のころからコムデギャルソンに通っているけれど、ファッションそのものには興味がない。ファッション誌も読まない。だから、取材などで「おしゃれですね」と言われても、そんなに心が躍らない。反対に30秒以上「おしゃれですね」と言われ続けたら、辟易してしまいます。それくらい興味がない。
「ダサいね」と言われる方が嬉しいかもしれない。
具体的にどこがダサいのか聞けば、そこを改善することで向上する。ダサいと言ってくれる友達は大事にしたいですね。

アウトレットにはぼくを含む13人の東大生が参加しました。
6人と7人のグループに分かれて、90分間の自由行動→くら寿司で食事→再び自由行動。

このときのやりとりを紹介したくて、筆を取りました。
ぼくは副パ長という役割を担っています。「パ」はおそらく「パーティ」。
アウトレットへの日帰り旅行はぼくの仕切りで行っていました。
2グループに分けることを決めたのもぼく、グループをグーパーで決めようと言ったのもぼく。
常にみんなが意見を挟めるように間を取って提案しています。だから、みんなの合理的で素早い判断に触れることができる。

90分ぶらぶらして、くら寿司の前に集合した時、食事のグループを新たに組み直すことにしました。いろんな人と交流する方がたのしいと思ったから。
食事後、今度は食事のグループでアウトレット内を周ろうと提案しました。
すると、ほとんど間を置かず、「ご飯の前に周ったお店がグループで異なるから、最初のグループの方が良くない?」という意見がありました。尤もです。
深く考えず、不合理な判断をしてしまいました。簡単な二択だから、脳内で検討せずに口に出してしまいました。不覚。
クラスメイトが正しい。自分と同じくらい賢い、あるいは、自分より賢い人の意見はすぐに受け入れることにしています。

その選択にどのようなメリットとデメリットがあって、各デメリットの期待値(ここでは、デメリットの大きさと発生確率とします)を瞬時に概算で算出することができるのが、東大生の数多ある良いところの一つです。

デメリットの期待値を見積もるのは難しい。インターネット上の少数派の意見を企業などが採用するのは、期待値の計算が甘いからだと思っています。18歳の東大生の合理的判断を見習うといいかもしれない。




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