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レース系イベントの参加を再開してみて

今まではコロナの影響で開催されていなかったレース系やロングライド系イベントがどんどん再開されていますね。
やはり色々な人と走れるのは最高に楽しいです。そしてロードバイクと呼ばれてるバイクは、その昔「ロードレーサー」という呼び名で呼ばれていました。つまりレースを走る為に作られているバイクという側面があります。
本来のフィールドでそれを使いこなしていく事は、とても楽しい物だと再確認させられます。

特にこの週末はAACRや佐渡ロングライドといったロングライド系イベント。2DAY木祖村やひたちなかエンデューロといったレース系イベントが目白押しでしたね。

私スズキも「ひたちなかエンデューロ」に参加してきました。
※写真はその前に参加した「しもふさクリテリウム」の写真です

機材的な準備とか技術的な練習って大事だな

事前車検制度があるAACRや佐渡ロングライド参加者の事前点検を、ここ3週間位は数多く承りました。スンナリと「合格」となる方は少なくて「チェーンの寿命」「ブレーキパッドの消耗」「タイヤの消耗」この辺の作業を必要とするバイクが多かったですね。
エンデューロ・レース系のイベントではこういった「ショップ持ち込みの事前車検制度」無い事が殆どです(事前に点検しましょうと言う注意喚起は必ずされていますが)レース系イベントに参加する人だけが、安全意識が高いと言う事は無いと思うのです。一定数以上こう言った点検を実施したら、不備が指摘されるバイクがあるだろうな。。。と感じました。
実際メカトラでDNSになってしまったり、メカニックサービスに駆け込んだりと言う場面も数多く見掛けましたしね。

コロナ禍以前から言われていた事ですが「集団走行の技量」が不慣れな為に低下しているのは如実に感じました。レース系イベントでは必須の技術でもあります。
人と走る機会が激減したここ数年ですから当然だと思うのです。人と走る事で獲得が早まる技術ですので「スクール」や「練習会」などの機会を活用したいですね。
サンクスサイクルラボでは「ロード走行会」「トレーニングライド」といったライドイベントによって技術の習得をする事ができるようにしております。
詳しくはこちらをご参照くださいね。

先日参加した「ひたちなか」で感じたのは先頭交代のセオリーや、2列ローテーションの仕方を知らない方が多いんだなぁという事です。
トレーニングライドによくいらっしゃるイラストレーターの「terasakiai」さんが自身のInstagramでこんなイラストを描かれていました。とても解りやすいなと思ったので参照してみます

これも「サイクルスクール」と言ったイベントでも習えますよ。

また「コーナリング」苦手な方多いんだなぁと言うのも如実に感じました。基礎的なコーナー練習については「自分の限界を正しい操作で徐々に高めていく作業」なので、むしろ一人の方が変に煽られずに出来ると思います。
ロードバイクのコーナリングについては「集団走行としてのライン取りの話」と「バイクコントロールとしてのコーナリング」の話が混ざってしまう傾向があります。
「どんな状況でも思ったように走れるようになる」を目指すコントロールスキルが獲得出来ると良いと思いますよ。

パワートレーニングやペダリングスキルは興味持たれる方多いのですが、こう言った「走行技術」も実は大切だったりします。どんどん学び取れると良いですね。


今回の「ひたちなか」遠征の帰りに那珂湊で海鮮食べました。あとはSAでの休憩で仲間とその日のレースについて「ああでもない、こうでもない」と言いながらソフトクリームを食べる。こういうの本当に楽しいんですよね。
今までも、美味しい物は食べられましたけれど「レース」「イベント」があるからこそなお楽しめる部分があると思うのです。

どんどん学んで練習して、沢山イベントいきましょうね。

結果については聞かないでね(笑) スズキ