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疲れが蝕む…私たちの大切なもの

現代人の生活は、あまりにもやることが多く、処理する情報が多い毎日ですよね…

私たちのような演奏家の場合は、コンサート当日はもちろん神経も使い緊張に苛まれますが、何より日頃の練習で毎日身体を使うのでほとんどアスリートだなと思うこともあります。

しかしコンサートが立て続くこともあり、「まだ休みたいな…」と思うような疲労具合で次のコンサートを迎えることもしばしば。

4スタンス理論を知る前は、練習や本番で疲れを感じると「体力が無いなぁ」と自分を責めてしまっていました。
その「疲れ」は、私たちが生きるに当たって大切なものを蝕みます。

それは「直感」。

4スタンス理論を知って、泉谷地春先生のレッスンやリポーズトレーニングに通うようになって、曲の中の「弾きにくいところ」「いつも思うような音がでないところ」をレッスンしていただくだけでなく、

自身のタイプを知ることで余計な力みなく弾く方法を少しずつ身に付け、また【体幹の整った身体】(=力まなくて済む、痛みも生まれない)を、自身で維持する方法を知りました。

この「身体の軸」を整体などに行かずに自分で(←ココ重要)整えられるようになると、【大切な自分の心身】を守るための理性が「直感」的にはたらき、
練習に夢中になってもストップをかけられるようになり、生活の中の小さな選択を良い方へ良い方へ選べるようになっていきました。

究極のYesマンだった自分が勇気を持って断ることも、直感がはたらくと自然にできるようになっていることに気付きます。

生き物である以上、人間の本能は自分の心身を「辛くしたい」「傷めたい」なんてこれっぽっちも思わないはずのところ、
あまりに日常生活は考えることややることが多いので、自分の健康よりToDoリストを優先して疲れを溜めてしまっていることがほとんどだと思います……

その辛い身体の状態と、整っていない心の状態のままでは、練習も本番も心地のいい演奏は決してできないというのは紛れもない事実だと思います。

泉谷地春先生のピアノレッスンとリポーズトレーニングに丸4年通って、最近になって分かってきたことです。
東京でもレッスンをされていますし、私の地元新潟市で定期的にセミナーを開催しておいでいただいています。

是非多くの、身体や心に痛みを抱える方に(音楽家以外の方ももちろん)届いてほしいお話です♪

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