Xについて(エッセイ)
エッセイとはなんでしょうか。
身の回りにある関心ごとについて書くこととすれば、、
Xについて一つ。
Xと言っても、サビになるとコンサートではみんなで両手をクロスさせてジャンプするでお馴染みのバンドのことではなく、SNSのXのことです。
そのものは、かつてTwitterと呼ばれていました。
それがある日、ステーキ店さながらに、いきなりX。
それはかつて、新加勢大周なる者が現れたと思いきや、何やら大人の事情でいつの間にか坂本一生さんとなっていた90年代の珍騒動に似た衝撃もありました。
Xとなった変更当時は世間もすぐに受け入れられず、何言ってやがんでい、TwitterはTwitterだ、べらぼうめ!と主張するものも多かったですが、今ではすっかり皆、Xという呼称を受け入れているように見えます。
青い鳥はどこかに飛んで消えました。
あんなに、♪ツイート、ツイート、リツイート!と老いも若きも手を取り合ってTwitter音頭を踊っていたのに、ポスト。
集合住宅へのポスティングさながら
リポスト。
リポスト?
一億総郵便配達員にさせられたかのような言葉も生まれ、やがてインプレゾンビという大群も現れ、それでも今日もXは元気です。
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