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〔#063〕 地元の電気屋さんの価値

 我が家の家電の大半は、地元の懇意にしている電気屋さんから購入している。同居する母がその電気屋さんと40年以上のご縁を大切にしている。
 
 最近になって、家の外壁の補修が必要とのことで、約3週間の工事を行なって
頂いた。施工は電気屋さんと信頼関係のある業者さんに行って頂いた。
 休日を除く毎日、その日の作業概要、終了後も作業の進捗を笑顔で丁寧に
説明頂いた。をして笑顔で元気良い挨拶も一緒に。
 
 電気屋さんも普段から笑顔で丁寧な応対をされている。やはり類は友を呼び、
自然と絆が生まれることを感じる。電気屋さんも施工業者さんも派手さは無いが、コツコツと地道に地元のお客さまと絆を結び、商品やサービス以上の価値を提供をされている。
 それは以前に紹介させて頂いた松下幸之助先生の『お客様大事』に通じるものがあると気づき、商売の大切さを教えて頂いた電気屋さんと施工業者さんに感謝
です。

お客様大事

 商売というものは、形だけで見れば、品物を売って代金をいただくということ
ですが、それでは自動販売機と変わりません。そこにやはり買っていただいて
ありがたい、という感謝の気持ち、お客様が大事、といった気持ちを持つことが、商売本来のあり方だと思います。
 よく昔の商人は「お客様の家のほうには足を向けて寝ない」というほどの感謝の気持ちで客に接したといいます。そうすると、そういうものがおのずと客にも伝わり、同じ品物でもあの店で買おうということになって、両者の心が通い、社会全体が潤いのあるものになってきます。
私は商売にも”物心一如”ということがきわめて大切だと思うのです。

出典『松下幸之助一日一語』


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