きっかけは、ココナッツミルク。

はじめまして。

鶏ポタラーメン THANKに勤める、かつやまです。

元々お客として通っていたラーメン屋に縁あって就職し、今年で3年目です。

ここに至るまでの、諸々の前置きは別の機会にお話するとして。

今日はこれをお話しします↓

「ラーメン屋に勤める私がカレーを売り始めた訳」

私の勤めるラーメン THANKでは、季節に合わせた期間限定メニューを、各スタッフが持ち回りで考案します。

2019年の夏に後輩が作った「カリビアンヌードル」というメニューは、スープにココナッツミルクを使っていました。通常のメニューでは使わない物なので、限定メニューの販売期間終了間際は発注数もシビアになるのですが、どうしても食材・調味料が余ってしまいます。

普段から自宅で使いそうな物であれば「欲しい人、いるー?」と声をかけてスタッフにあげてしまったりするのですが、ココナッツミルクの缶詰は、そうはいかなかった。笑

でも、余らせておくのもアレだし、もったいない。

そこで「これでカレーを作って売ってみたらどうかな?」と、ふと思い立ちました。

結構「藪から棒」に「カレー」というワードが出てきましたが、まず私は大のカレー好きでして。ざっくり言うと、1週間3食カレーでもいいくらい。

話を戻します。

まず考えてみてください。ココナッツミルクを使う料理って、日本人が食べ慣れている物だと、結構限定されてきますよね?

うちは女性のお客様が多い店ですが、ラーメン屋なので、基本的には男性のお客様中心。となると、食べ慣れている物の方が売りやすい。(女性のお客様は、割と食への冒険を楽しまれます)

そこでカレーにたどり着いた、という訳です。

ココナッツミルクの一件で、2019年の10月に店内でのカレー販売企画を始めて、それから月に1回開催。計7回、色々な食材を使って企画をやらせて頂きました。

ありがたいことに、少しずつ「THANKのカレー」にお客様が付いてくださるようになりました。

継続は力なり。

その言葉を肌で感じ、感謝の気持ちでいっぱいです。

ある常連のお客様から「(本気な)チキンカレーを作ってみたら」という一言を頂き、現在試作中。

そのお披露目を、

6月20日(土)の夜、鶏ポタラーメンTHANK 芝大門店で行わせていただきます。

前菜とデザートを付けて、お一人様 2000円(税込)。

仕込みの都合上、限定20名様とさせていただきます。

最新の情報は、Twitterでお知らせいたします。
@THANK_CURRY

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