【ハッピーエンド？】「鎮魂」の感想をつらつらと

2018年に放送された中国ドラマ「鎮魂」を見終わったので、自分の感想を書きたいと思います！思ったことをバーっと書いたので読みにくいかもしれません😥

あとネタバレ普通にするので注意です⚠️

感想①（チューさんグオくんペア）

1話を見た感じでは、人類とは別の種類の生物がいるんだな、ぐらいの理解しかなかったんですけど、10話ぐらいまでいくと、教授の正体が分かったり、特調所の仲間たちのことを少しずつ理解出来たから、個人的に面白く感じたのは10話あたりからでした！

それまではというと、不思議な事件を解決していくだけの感じで、この物語の主な事件をあまり理解できなくて、若干ついていけてなかったです（自分の理解力がなさすぎたせいかも）

ただ最初の頃から見てて良いなって思ったのが、チューさんグオくんペア！
この2人がいなかったら、多分途中で見るのやめてたかもぐらい、大きな存在でした。
最初のチューさんは冷たいけど、多分中身はとても優しいということが分かるし、
グオくんは臆病だけど、純粋な心で人に接してる人だから、序盤見た時から「絶対この2人はペアだ！」という予想しながら見てたら、案の定それで。
2人が出てくるたびにニヤけが止まりませんでした（）

個人的に2人の好きなシーンはいくつかあるけど印象に残っているのは、12、13話あたり？の冷凍部屋みたいなのに閉じ込められたシーン。
凍死しかけてるグオくんを必死に温めようとしてるところが、心にグッときました。

毎回チューさんが必死にグオくんを守ろうとしてるって姿を見る度になんか心に来たなあ…。
何話か忘れてしまったんですけど、後半で弟よりもグオくんを守ろうとする姿に泣いてしまいました😭

最後のグオくんだけ特調所に残っているシーンで疑問だったんですが、チューさんはどこに？？グオくん以外の人たちは別のところで仕事してるってことなんだろうか？
多分辞めているわけではないだろうけど、チューさんに服装が似てる人がいたのはなぜ？？

感想② 悪者たちの改心の早さ

このドラマでは数々の悪者が出てきたけど、全員が訳ありで、ほとんどが同情できる人ばかりで辛かった…。だけど夜尊！君だけは恨む理由に対して恨みがデカすぎるのに、改心早すぎ！！
兄に置いていかれたという理由で恨むのは分かるけど、もっと話し合いせい、って思ってしまった。
夜尊の兄への愛がバカデカすぎたせいで恨みもその分大きかったんだろうけど、その割に兄が消えた理由を知るとあっさり改心したし、見てる私としては拍子抜けでした。
あと、自分が色々荒らしたんだから、ちょっとは綺麗にしてから去ってほしかったな、と思いました笑

感想③ （物語の終わり方）

単刀直入にいうと、この終わり方に自分は納得してません！！
世界を守れた、という意味ではハッピーエンドなのかもしれないけど、
主人公の周りの人々はただただ悲しいし、もやもやする終わり方だなと感じました。

ドラマが全てハッピーエンドである必要はないと思いますが、鎮魂はファンタジーなのだから、主人公たちを殺す必要はない気がします…。
最後のシーンでは「また出会えるかも」みたいな暗示してたけど、それじゃ視聴者は救われないよ…。OSTを聴くだけでマジで涙が出るくらい悲しい…。

（ちなみにこちらの方の動画で、歌詞を確認してみると最後を暗示している内容でした😭余計辛い😭）

最後、偽の所長が出てきて、国民の前では生きているというふうに見せかけましたが、それにもモヤモヤ。
父の体にあった獐獅の魂が違う体に移動するのは別に良いと思うのですが、
見た目は所長だけど、中身は全く別の人っていうのが個人的に寂しいと感じました。

チャオユンランという人は死んでしまっているのに、その事実を隠し、その人になりきって生きていかないといけないという状況が、獐獅にとっても、本当に幸せな終わり方なんだろうかと思いました。
多分この部分に対して色んな意見があるだろうし、これから他の方の感想を読んで消化しようと思います😔

まとめ

正直思っていることはまだあるんですけど、ありすぎてまとまらないです😅
物語の終わり方に対して、納得いってない部分もありますが、個人的に見てよかったドラマでした！
今まで数作品しか中国ドラマをみていませんが、ダントツで好きな作品！全てのキャラクターが魅力的で、それぞれの事情を知ると憎めないし、ストーリー展開もとても面白く、40話があっという間でした！