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あきらめるか強行するかを選ぶ        ~2020年の寺活を振り返る 4

サワディーカ。
@yayoiです。

時間があいてしまいましたが、2020年の寺活を振り返る記事の
完結編です。

この記事を書いている現在、私はステイホームをしています。
全面的なロックダウンではありませんが
タイの現状は日々、感染者が特にバンコクで増えています。

タイは昨年の今頃は全面的にロックダウンでしたが、昨年の終わりごろからは、クラスターの発生や感染者の増加の様子をみながら、全面的にではなく14日ごとに様子をみながらの部分的なロックダウンという対策が行われています。
今ではバンコクはマスクなしの外出は罰金も課されます。

さて、この記事はちょっともどって2020年の10月から12月の
私の寺活の様子ですが、昨年10月のタイは、気候は雨期の終わりに近く、日常生活はマスク着用以外、平常にもどっており、
私も電車など公共の乗り物に乗ってお寺巡りをするのが、もう日常という状態になっていました。

こまったときに助っ人あらわる!


この年の10月に行ったお寺は再訪を含め10か所でした。

ワット・パリワート

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カオスな世界ともいわれるお堂まわりの装飾。

ワット・ダン
このお寺の御本堂は窓も閉まっていて、扉も閉まっているように
みえましたが、お会いしたお坊さんから「扉は押せば開くから入ってよい」と伺い、もどって入っていったら中は真っ暗!

電気を探していたら、男の方が入って来てつけてくださり、
無事、御本尊に手を合わせることができました。
参拝後、御本堂の外にでてから、「ブッダの前で”地獄に仏”」と
いう言葉が浮かんだねと友人と大笑い。

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上が電気がつく前、下がついた後の写真です。


ワット・カチョンシリ
お寺の中にサウナがあると有名なお寺。
サウナはCovidの影響で断念しても参拝はしたいと伺いましたが、
御本堂は閉まっていました。たずねてみたら、ちょうど1週間後の
ローイクラトン(精霊流しのお祭り)の日に開くというので
再訪したところ、御本堂内は聖糸がはりめぐされていました。

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ワット・フアランポーン。
三人で一緒にお寺巡りをしていたうちの一人の帰国が決まり、
最後に訪れたお寺は、私の願いを叶えてくれたこのお寺。


他の6か所は写真をまとめました。

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左上から時計回りに、ワット・サパーン  ワット・タムルー 
ワット・ラートバムルン  ワット・プラユーン
ワット・ブッパラーム  ワット・マハンナパラーム

そして、以前書いた記事ですが、アユタヤお寺巡りの予定が大雨になってしまい、お寺巡りを断念して、博物館見学に変更した日も
ありました。


お寺巡りしやすい季節に地獄寺三昧?

11月にはいれば、いよいよ雨季もほぼ終わり涼しくなりはじめ、
お寺巡りしやすい季節の到来です。

三人で一緒にお寺巡りをしていた友人の一人の帰国が先月決まったのに続き、もう一人の友人も12月に帰国することが決まってしまいました。
お寺巡りにはまりつつあった彼女が、
最後に行きたいお寺はというと...?

地獄寺!ということで、11月は二人で毎週のように遠出して
地獄寺巡りをしました。この月は、他にカンチャナブリー県や
パンガー県など地方を旅行する機会もあり、地方お寺巡りの楽しさに目覚めた時期でもありました。

地獄寺というのはそのような名前のお寺があるわけではなく、
お寺の一部に地獄を表現している場所があって、行くとタイ人の
お母さんが子供に”悪いことをすると、こうなるよ”というような
説明をしているのを見かけたりします。学びの場なのです。

ワット・ムアン
巨大仏で有名なお寺ですが、地獄もなかなか。
今回のカバー写真はこのお寺の巨大仏の写真です。

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ワット・パイローンウア

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地獄寺といえばここ?というくらい有名なお寺



ワット・セーンスク

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バンコクから最も近い地獄寺


ワット・サンパシウ
お堂の壁画に地獄やドラえもんが描かれています。

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他の10 か所は写真をまとめました。

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左上から時計回りに、ワット・ハートギアウ
ワット・ドゥアンケー  ワット・アノンカラーム
ワット・サームプラヤー  ワット・イアムウォラヌット
ワット・ピチャイヤート  ワット・トライムックチャヤラーム
ワット・バーンコー  ワット・サンカットラタナキリ
ワット・タイ


パンガー県で参拝した5か所は写真をまとめました。

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左上から時計回りに、ワット・プラチュムヨーティ
ワット・タムタパン  ワット・マハタートワチラモンコン 
ワット・スワナクーハ  ワット・ラートウッパタム

そして、ずっと行きたかったガラスのお堂で
有名なアーントン県のワット・タースンにも行きました。

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我慢するのか?強行するのか?

さて12月になっても、タイはいい感じに日常を過ごすことができていました。そこでこの月も好調にお寺巡りが始まりました。

久しぶりにタイ人の友人と1日のんびりお寺巡り。
以前行った時は引き潮の時間に訪れたワット・ホントーン
今回は満ちている時間に再訪することができました。

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上が満ちている時、下がひいているときの写真です。

このお寺をはじめ12月には他に公共の乗り物を使用して、
または友人の車で8か所のお寺を参拝しました。

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左上から時計回りに、ワット・トライサラナーコム 
ワット・ウォラチャンヤワート  ワット・ピッカー
ワット・アモンキーリー  ワット・バーンイーカン
ワット・シリサオトン  ワット・ノイナンホン
ワット・カルハボディー

そして、3回訪れましたが、御本堂が開いていなかった
ワット・ドゥシッダラーム

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その近くにある廃寺(常住するお坊さんがいなくてお堂もほぼ
閉まっています)も初めて訪れました。

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そして、年末年始の休みを迎える前に、タイでは、クラスターが
発生してしまいました。
魚市場で働く人の間に広まった感染、とばく場で広まった感染。
休みの直前に起きたクラスター。

ここで1つ、私達をはじめかなりの人々が予定していた年末年始の休みの
計画をあきらめるか強行するか…
選択をする必要にせまられました。

なぜなら、どこまで感染が広がるかわからないことと、
こわいのは県を超える移動の制限です。
タイの場合、発令は夜中の12時にされ、即日実施です。だから
近隣の県に行く予定の私達は県を超える移動をどうするか…
結論は近隣の県に行き、旅先でのお寺巡りも行きました。
クラスターは発生した県の行き来をすぐに止め、集まるような行事なども
中止したことで、爆発的に広まることもありませんでした。


その時に訪れたお寺の写真です。ワット・パープラドゥーというお寺を
訪れ、ここは珍しい左手を枕にした寝釈迦仏を
参拝することができました。


ワット・パークナムケームヌー

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ずっと見たかった陶器でできたお堂を参拝。


他には4 か所のお寺を参拝しました。

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左上から時計回りに、ワット・ルムマハーチャイチュンポン
ワット・ノーンワーマカームクー
ワット・ターマコーク  ワット・サパーンルアック


まとめ

わずかの不安をかかえながらも、再び公共の乗り物が使えることは、やはり便利で、友人とのお寺巡りの移動時間をスムーズにしてくれました。
こういうことが安心して普通にできていた社会。
それは、本当に感謝すべき大切なことだということを、お寺にいくたびに
思いださせてくれます。

お読みいただきありがとうございました。
@yayoi

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