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失うものなんてないの                 ~2020年の寺活を振り返る 3

サワディーカ。
@yayoiです。

2021年に入り、2月に入ってしまいましたが、まだ昨年の寺活を振り返る
記事の続きを書いています。

人のいないお寺をじっくりと見る。

6月後半になってお寺巡りを再開し、7月になってからは、マスク着用以外は
ほぼ平常にもどっていったタイ。
私も電車を利用した公共の乗り物に乗ってお寺巡りをするようになりました。そこで、お寺巡りもワット・ポーやワット・プラゲーウ(厳密にはここはお寺ではないのですが)など、通常ならばツーリストで混み合う場所を
優先的に、じっくり時間をかけて見に行きました。

ワット・ポーの寺院建築について記事を書いてみました。

そして、7月に行ったその他のお寺は、やはり地方です。

アユタヤ方面

ワット・プッタイサワン

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川に向かってアユタヤの王の像が立っている。

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白いとうもろこし型の仏塔が美しい。

ワット・ナーンクン

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破風が美しいお堂がある。

チョンブリー県

ワット・テーププラサート

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小さいがガラス張りのお堂がある。

ワット・パーユップ

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ツーリストに人気のお寺ではないが寝転んだガネーシャがいる。

ワット・カオシーチャン

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岩壁にブッダが刻まれている。

チャチュンサオ県

ワット・ソートン

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荘厳なお堂が美しい。

ワット・カオディン

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青空に金色のブッダが映える。

『お寺巡りに連れて行ってください!』

8月に入ってからは、友人から嬉しいお誘いも来ました。
それは、『お寺巡りに連れて行ってください!』というもの。
私のお寺好きを知って、声をかけてくれる人たちが出てきました。
いわゆる三大寺院以外のお寺をまわってみたいけれど、どうやって入って
行っていいのかわからない、または交通手段にも不安がある。

そんな、お寺巡りに連れて行ってと言ってくださる方たちが、この時期に
二組現れ、彼らをお連れすることで、私自身、久しく行っていないお寺に
もう1度訪れるチャンスもいただきました。

ワット・ベンチャマポピット

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タイの5バーツコインのお寺。

ワット・ホン

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タークシン王の像の下に聖水が流れているお寺。

ワット・パークナム

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美しい天井画が日本人に人気のお寺。


ノンタブリー県

ワット・クー

ワット・バーンジャーク

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川向うからも目立つ座像。

バンコク

ワット・カンマートゥヤーラーム

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門が美しいのに、電線でみえない。

ワット・チャクラワード

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ワニがいる池のあるお寺。


ワット・プラシーマハータート
BTSスカイトレイン駅からも仏塔が目立つお寺で、今回のカバー写真に
しました。

ワット・ルムジャルーンシーター

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完成が待ち遠しい珍しい緑色のお堂。


自分が作った「お寺の歩き方」を自分が検証する

6月に再訪した、ナコンパトム県にあるワット・プラパトムジェーディーについて、私の「百寺巡礼サイト」に書いたのですが、その際、好きなガイドブック『地球の歩き方』のように、『お寺の歩き方』というスタイルで記事を書きました。

9月になって友人をこのお寺に案内した際、その通りに歩いて、検証してみました。


他に9月は船でノンタブリー県のお寺も行きました。
 
クレット島(ノンタブリー県)
ワット・サナームヌア

ワット・サウトントーン

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古い仏塔がある。

ワット・パイローム

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お堂の壁面いっぱいに仏像。

スパンブリー県のお寺

ワット・パイローンウア

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タイの地獄寺で最も有名。

ナコンパトム県

ワット・サームプラーン

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龍が塔に巻き付いているのが人気。

バンコク

ワット・ラーチャポピット

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タイルが美しいお堂。

ワット・ボウォン二ウェート

ワット・タッサナルーン

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御本尊と合掌する天人。

以上が、2020年後半3か月に訪れたお寺です。

まとめ

2020年前半6か月は、Covidの影響でほぼ半分がステイホームで、お寺巡りどころではありませんでしたが、後半に入った同時に、お寺巡りに連れて行ってと言ってくださる方たちが次々と現れたこともあり、今年前半の時間をとりもどすがごとく、この時期、私は毎週のようにお寺巡りをしてました。

でも、今、書いていて思うこと。
今年前半の時間をとりもどすがごとく...と、つい書いたのですが、
今年前半、お寺巡りの時間は失ったわけではなかったということ。

Covidの影響で仕事、家など物質的なものを失うこと、なにかをするための時間や機会、または人にあえないことで人との関係を失うこと、
そのように失ったと思うものはたくさんあるけれど、その分、例えば私ならお寺巡りをする仲間が増えたり、他にもいろいろ得たものもあるはず。

そんな時、仏教の教えの一つである ” 諸行無常 ” を思い起こせば、変わらないものなどなくて、とどまるものもないのです。
タイのお寺も一緒。修復を始めていたり、新しいお堂を建て始めていたりと
とどまることなく変化し続けています。

つまりは失うものなんてない。そして、とりもどす必要もないのです。


お読みいただきありがとうございました。
@yayoi


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