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タイで知っておくべきタイ料理17選&付け合わせの食材

本日は、タイ料理の代表的なものを見ていきましょう。

分かりやすいよう、「ごはん系」「麺系」「カォニャォ系」「煮込み系」など、
4つのカテゴリに分けて解説していきます。

メニュー名は、もうすでに知っているものも多いと思うので、
メニュー名以外にも、付け合わせや、具材などにも着目してみましょう。


ごはん系


①ข้าวผัด カォパット
(チャーハン)

キュウリと พริกน้ำปลา (唐辛子ナムプラー)、มะนาวマナーォがついてくる。
マナーォは、お好みでしぼる。
お店によっては、น้ำซุป スープが付くこともある。


②ข้าวมันไก่ カォマンガィ

キュウリとน้ำจิ้ม ナムチム(つけダレ)とスープがついてくる。

お店によっては、揚げた鶏肉を選べる。
その場合は、ノーマルのみ、揚げのみ、半々などを選ぶことができる。


『カオマンガイの注文方法』の記事を参照。
 ↓


また、ตับタップ(レバー)がつくお店もある。
※ レバーが苦手な人は、ไม่เอาตับ (レバー要りません)の注文も可能。


③ผัดกะเพรา パット・ガパォ
(ガパオライス)

พริกน้ำปลา プリック・ナムプラー(唐辛子入りナンプラー)がついてくる。
ไข่ดาว カィダーォ(目玉焼き)は、有料のオプションなので、通常は付かない。

なお、タイ語の「กะเพรา ガパオ」は、じつは、つづりと発音がけっこうややこしいです。


『ガパオライスのタイ文字つづり』の記事を参照。
 ↓


④ข้าวขาหมู カーォ・カームゥー
(豚足ご飯)

夜の屋台料理の定番。น้ำจิ้ม ナムチム(つけダレ)、ゆで卵、高菜、生ニンニク、生唐辛子など、付け合わせが多いのが特徴。

生ニンニクと生唐辛子は、そのままポリポリかじる。


麺系


⑤ก๋วยเตี๋ยว クィティァォ
(タイ風米麺)

เส้นเล็ก センレック(細麺)とเส้นใหญ่センヤィ(平麺)を選べるが、オーソドックスなのはセンレック(細麺)のほう。

ナンプラー、砂糖、お酢、唐辛子の4種がテーブルに置いてあり、お好みで入れる。
ピーナッツを置いている店もある。

日本人は、調味料を何も足さない人が多いが、やはり、慣れてくると、辛みを足したり、お酢を足したりすると、味変もできて楽しいと思う。

また、店によっては、บะหมี่ バミーを選ぶこともできる。
バミーが小麦麺で、クィティァォが米麺。


⑥ผัดไทย パッタイ
(タイ風焼きそば)

唐辛子、砂糖、ピーナッツ、ニラ、マナーォ(ライム)など、色々ついてくる。

あと、店によっては、หัวปลี ホヮピー(バナナの芽)も付くが、これは、柔らかい部分をちぎってパッタイに入れる。


⑦ผัดซีอิ๊ว パッスィーイゥ
(平麺の焼きうどん)

เส้นใหญ่センヤィ(平麺)を使うので、日本の焼きうどんに近い。ซีอิ๊ว スィーイゥとは、漢字の「醤油」をタイ語読みしたもので、
パッスィーイゥとはつまり、醤油炒めの焼きうどん、ということ。


⑧ราดหน้า ラート・ナー
(あんかけ麺)

これも、センヤィ(平麺)を使う。あんが激熱なので、注意。

食べ方は基本、クィティァォと同じなので、ナンプラー、砂糖、お酢、唐辛子をお好みで投入する。

麺の上に、さらに หมี่กรอบ ミーゴープ(揚げ麺)が乗っていたり、または、店によっては、麺をすべて揚げ麺に変えることもある。


カォニャォ系

主にข้าวเหนียว カォニャォ(もち米)と食べるおかず


⑨ส้มตำ ソムタム

タイ家庭料理の代表格。
ปูปะร้า プーパラー(カニの塩漬け)を入れるかどうかを選べることができ、プーパラーを入れると、塩味と生臭さとコクが強くなる。

ちなみに、ส้ม ソムには「みかん」の他に「酸っぱい」の意味もあり、ส้มตำ ソムタムとは「酸っぱくついたもの」という意味。


⑩ไก่ย่าง ガィヤーン
(ローストチキン)

専門店は、この画像のように、店頭で丸焼きをしていることが多い。
「焼き鳥」と訳されることが多いが、日本の焼き鳥のイメージとはかなり違うので、「ローストチキン」のほうが近いと思う。

1羽、半羽などの単位で買うので、1人で食べるには向かない。


⑪ไก่ทอด ガィトート
(フライドチキン)

タイ風のフライドチキン。
タイの市場では、ガィヤーンよりもガィトートのほうをよく見かける。ピース単位なので、買いやすい。

オレンジ色のน้ำจิ้ม ナムチムが決め手。


⑫หมูปิ้ง ムーピン
(豚の串焼き)

甘じょっぱい味の焼き豚。
味付けはけっこう濃い目なので、ナムチムはなく、そのままカォニャオと食べる。
価格は1本あたり5~10バーツと安めで、スナックとして手軽に食べることができる。


煮込み系

แกงゲーン(カレー料理)、ต้มトム(煮込み料理)などの言葉が前についていることが多い。


⑬แกงมัสมั่น ゲーン・マッサマン
(マッサマンカレー)

カレー界の王様。辛さ控えめでまろやかな口当たり。
メインの具はジャガイモとピーナッツなので、これまた日本人には食べやすい。


なお、「มัสมั่น マッサマン」も、つづりと発音が要注意。

มัสมั่นのสは「再読文字」と言って、
สの文字を2回読むので、
「マッ・サマン」という発音になる。


⑭แกงเขียวหวาน ゲーン・キァォワーン
(グリーンカレー)

グリーンピースのような具は、「มะเขือพวง マクア・ポワン」という。
ナスの仲間で、独特の苦みがあり、グリーンカレーにはこの苦みが欠かせない。


⑮ต้มยำกุ้ง トムヤムクン

トムヤムとは、酸っぱ辛いスープ、
グンはエビという意味なので、

トムヤム・グンは、エビが入った酸っぱ辛いスープ。

เห็ดฟาง ヘットファーン(フクロダケ)という丸いキノコがスープによく合う。このキノコがメインの具と言っても過言ではない。

なお、ตะไคร้ タカィ(レモングラス)の茎が入っているが、これは香付けのためで、食べない。


⑯ต้มข่าไก่ トム・カーガィ
(鶏肉のココナッツスープ)

鶏のもも肉をココナッツスープで煮込んだもの。

ข่า カーとはショウガの仲間のハーブで、これがスープに深みと風味を添えている。ต้มข่า トム・カーとはつまり、このハーブのスープということ。


⑰ไข่พะโล้ カィ・パロー
(角煮だしのゆで卵)

「豚の角煮」と訳されることが多いが、メインのおかずはむしろ豚よりもゆで卵のほう。

タイの市場で買うときは、「卵をいくつ」というふうに、卵の個数を指定して買う。

香り付けに八角が入っているので、「角煮風スープの八角風味のゆで卵」という感じ。


まとめ


・・・はい、今回のメニューは、以上になります。

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