見出し画像

【ディエンビエンフー夜型紀行】

ディエンビエンフーの町はベトナム戦争のイメージが強いけど、今は戦争の跡地への観光ラオスへ移動する拠点としての色合いが強い地。

「ディエンビエンフーの町では周辺の町の人達が夜の仕事に携わっている」という旨の記事を日本人記者が数年前に投稿して一部で話題となりました。

実際のところはどうなのか‥ということで調べることにしました。

++++++++++

【ディエンビエンフー市街マップ】


1.ディエンビエンフーのナイトスポット

画像1

(ディエンビエンフーの夜)

ディエンビエンフーの町には、ベトナムおなじみのカラオケ店のほか、ローカルな怪しい店が存在します。

なお、冒頭で触れた日本人記者の記事(2016年)の要旨は、以下のようなものです。

ディエンビエンフーのグエンチータン通りにはローカルな風俗があり、ホテル街では「マッサージ」という声が掛かる。


この記事によると、要はグエンチータン通りにあるニャギ街にマッサージなどがあるということ。

その記者は元々はタイに詳しく、その手の雑誌などに連載を寄稿していたけど、東南アジア全体も広く扱っています。

ただ、その記事に対してベトナムに詳しい方がネット上で反論する記事を出しており、ディエンビエンフーには風俗はないとの旨のことを書いています。

その論争はここまでで終わっている印象ですが、スッキリしないのでグエンチータン通りなどを調べることに。

この話の続きは「3.怪しい店」で書いています。


2.カラオケ店

ディエンビエンフーのカラオケ店は街中を歩いてるだけで5~6店ほど見かけました。

ただ、他の町の場合と同様に、外観からしてどれも地元の若者向けの店のようでした。

現地でカラオケ好きのベトナム人と仲良くなったという場合でもない限りは利用する機会はないと思います。

ただ、ベトナムのローカルなカラオケ店でも、暇してる店員さんがいたりすると一緒に歌ってくれる店もあるので、余裕がある方は気になる店を覗いてみると思いがけない経験ができるかも。


3.ニャギ街

ここから本題に戻ります。例の記事では、ニャギ街にマッサージがあるとのお話でした。

まずはグエンチータン通りを町探索や散歩を兼ねて歩いてみました。大通りから通りに入った途端にニャギ街が現れます。

確かにニャギが多数固まっていて、怪しい雰囲気が漂っています。

いくつかのニャギに入ってみると、実際はいずれも中は宿泊するためのニャギでした。

この近くには、綺麗で新しくまともなホテルも建っています。もちろんマッサージなどを思わせる怪しい店もありません。

ちなみに、このエリアのニャギの宿泊の相場は、1泊15万~20万D(700円~920円)です。

これによって、例の記事にあるような「グエンチータン通りのニャギ街にあるマッサージ」は、少なくとも今は無い可能性が高いということになりました。

例の記事は3年ほど前なので、当時の真偽のほどは不明ですが‥・


4.怪しい店

さらに、どこかに夜に遊べる店がないかと調べてみると、町外れにローカルな店が数店あるそうです。

タクシーで向かうとものの数分ほどで到着。自分で探しても見つからない場所にあって、見た目も目立つわけではありません。

ディエンビエンフーはラオスに近い町なので、ある店ではラオス語で話してみましたが‥

ただ、確かに怪しい店と言えそうな所は見つかりました。

詳しくは、ディエンビエンフー夜型紀行|詳細版をご覧いただければと思います。

例のニャギ街には、昔はマッサージなどの怪しい店があったけど、摘発などで閉鎖した可能性もあります。そこで見つけたのはカラオケ店ぐらいでした。


++++++++++


本記事をお読みいただき、ありがとうございました。

ディエンビエンフーの町は、夜は地味で深夜はニャギやカラオケ、携帯ショップぐらいしか営業していません。

昼間は観光で忙しくなるかもしれませんが、夜も遊びたいという方は事前に情報をしっかり集める必要があると思います。


++++++++++


<関連記事>

◎【サパからディエンビエンフーのバス旅

◎【ディエンビエンフー紀行


◎【ディエンビエンフー夜型紀行|詳細版(有料)

◎【ベトナム語旅行会話|ベトナム紀行

◎【ベトナム語旅行会話|詳細版(有料)


++++++++++

<タイ夜型紀行2.0ブログ>
note記事の詳細版は運営に公開停止されたので、WordPress版として作り直しました。

◎『ベトナム中北部夜型紀行

◎『タイ地方夜型紀行|全域


◎『ミャンマー夜型紀行|タイ国境編


サポートをいただくほど公開できる記事が増えていきます。ご協力ありがとうございます!