“にわかファン”と知ったかぶりは似て非なるもの
ファンビジネスにおいて、古参が新規を馬鹿にする事で全体の裾が広がらず停滞すると言う現象があるらしい。
“にわかファン”を馬鹿にするなと言う風潮である。
しかし、僕が経験し見てきた中では正直そう言う事は無く、寧ろ“にわかファン”の方が喧しく幅を利かせているので、古参が嫌になって去って行くと言うような状況を良く目にした。
今見知った事をベラベラとネット上でさも自分が第一人者であるかのように語っているのは見るに堪えないし、それはもう“にわかファン”ではなくただの知ったかぶりの目立ちがり屋である。
先に言った者勝ち、やった者勝ちの世界になってしまったネット社会は真面目に周囲に気を遣って生きている者にとっては非常に息苦しい。
勿論、古参が新参者を叩くと言う例もあるのだろうけど、音楽に置いては無知な人が意見出来る場が増え過ぎたのでは無いだろうか。
彼らに自粛を求めても承認欲求で動いているので微塵も止まる事は期待出来ないが、ただ好きで居るだけで主張しないが為に可視化出来ないファン層の事も考えてくれる世の中であって欲しい。
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