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高校生への勉強のアドバイス

皆さんこんにちは。

工学部電気情報物理工学科2年 梶川友寧です。この度、工学部ナビゲーターとして活動することになりました。どうぞよろしくおねがいします。

4月に入り、新学年としての生活が始まる頃だと思います。あっという間だった、という方も多いのではないでしょうか?私もコロナの影響であまりキャンパスに通えないまま進級したため、あまり実感がわかないところもあります。

今回のテーマは「大学受験に向けた高校の学習」です。進級により新しく学ぶ内容も増え、それぞれ不安もあるとは思います。しかし、学習における不安はどの学生も必ず抱くものです。私の高校時代の過ごし方も交えながら説明します。まずは4月に考えておくべきことや、通年で取り組むべきことについて、学年ごとに重視すべきポイントを以下にまとめました。是非参考にしてみてください。

新3年生の方へ

受験まで1年を切った今、すでに東北大学の受験を決めている方が多いと思います。また、まだ第一志望として確定していないという方もいるでしょう。東北大が第一希望の方も、そうでない方も、まず高校3年生になって最初にすることは、1、2年の学習の総復習です。ただ、総復習といってもゆっくりと時間を掛ける余裕はないので、通常授業の予習復習との兼ね合いも考えながら、習った内容をなるべく春、夏の間には完璧にできると良いです。
復習が完璧な状態で、二次試験の過去問や模試に触れ、形式や難易度に慣れると良いでしょう。過去問(赤本など)は遅くとも夏休みまでには手に入れ、1年分でも解くようにしましょう。また、模試に関しては、評定や順位、偏差値ももちろん重要ですが、予備校が今までの受験生のデータを収集し、〇ヶ月後にあと何点上げれば合格した先輩の平均点に到達するかなどを知ることができます。入試本番に何点取るべきかという長期的目標だけでなく、○月時点に□□点…のような短期目標を定めたほうが、自分の現在地がわかりやすく、軌道修正もしやすいのでおすすめです。

新1、2年生の方へ

新1、2年生の皆さんは、まだ大学受験のことをじっくり考えることは少ないかもしれません。しかし、受験は高校1、2年生のころから視野に入れておく必要があります。それは、入学試験で出題される問題の多くは1、2年生のときの学習内容を基本に作られているからです。特に、共通テスト(以前はセンター試験)の国語、数学、英語はほとんど1、2年生の内容で構成されています。
そのために、今の時期に基礎を定着させる必要があります。まずは、高校の通常授業をしっかり理解することが重要です。4月から新しい単元をどんどん習うことになるので、予習復習に徹底してください。いきなり塾でレベルの高い講義を受けたり、入試問題の過去問を解いたりするのは、高校の教科書の内容を十分に理解した後でないと成績が上がりにくく、やる気の面でも学習の継続が難しくなります。
授業の内容を難なく理解できるようになったら、応用問題や入試レベルの問題にチャレンジしてみましょう。特に、余裕があれば、共通テストの過去問や模試などは、(学校で習った教科だけでも)1、2年生のうちから受けておくと、3年生になったときに二次試験対策に力を入れられます。私自身は、私が受験生のときに一次試験であったセンター試験の模試を、中学生3年生の頃から受けてきました。模試によっては、一部教科だけ受けられるものもあるので、国語、数学、英語だけでも早い段階から受験し、形式や難易度などに慣れておくと良いでしょう。


いかがでしたか。受験はまだ始まったばかりですが、出だしをおろそかにしてはいけません。この記事でお話した内容は私が受験期に行ってきて自分にあっていると感じた学習方法なので、必ずしも万人にピッタリ合うというわけではありませんが、「何をすればいいか全然わからない!」という方はぜひ参考にしてみてください。

ありがとうございました。東北大学合格に向け、頑張っていきましょう!

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