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コロナ禍の大学生活

こんにちは。機械知能・航空工学科3年のSnです。
2020年度入学の私の大学生活は、コロナ禍とともに始まりました。入学式は延期、授業もオンライン、サークル活動もできず、「友達と会う」どころか「友達をつくる」こともままならない…私が1年生のときは制約だらけで辛いこともありましたが、今は少しずつ、対面授業もサークル活動もできるようになってきています。
今回は、私の経験した「コロナ禍における大学生活」を振り返りながら、コロナ禍の学生生活をどのように過ごしていけばよいのか、皆さんの参考になるお話をできればと思います。

情報収集

まず、授業やサークル活動といった具体的な内容に入る前に、情報収集についてお話しします。
情報収集は本当に大切です。人とのつながりが断たれやすいコロナ禍ではなおさら重要です。どの授業を受けるかの履修登録、コース・研究室配属、サークル活動などの情報は、自分から探しにいかないと得られないと思ってください。
「そんなの当たり前じゃん」と思う人も多くいらっしゃるでしょうが(全くその通りです)、「どこを探せば知りたい情報にたどり着けるのか」「そもそも自分に必要な情報とは何か」というところまで把握していないと、あとで痛い目にあったりします(必修科目の履修を忘れるとか、コース配属や研究室配属の前提である「セメスターバリア」突破の条件を理解してなくて配属できない、とか)。
そうならないように、以下の4つはこまめにチェックしましょう。
大学所属学部・学科のホームページ
・大学からのメール
・キャンパス内の掲示
・学生便覧、時間割、シラバス

友達や先輩に聞くのももちろん有効ですが、自分と同じ状況にあるとは限りませんから、最終的には自分のことは自分でしましょう(当たり前)。自分で調べてもわからないことがあれば、問い合わせればいいのです(その問い合わせ先のメールアドレスを探すのが手間だったりするのですが)。
また、部活動やサークルに関しては、各サークルのSNSやホームページを見るとよいでしょう。

授業

私が1年生のとき(2020年度)の前期授業はすべてオンラインでした。しかし本稿執筆時点でコロナ禍の春も3度目ですから、現在では少しずつ対面授業の機会も増えてきています。ここでは、コロナ禍のオンライン授業がどのように行われているか紹介します。
オンラインでのおもな授業方式としては、次の3つです。
・リアルタイム(zoom等のオンライン会議システムを利用)
・オンデマンド(講義動画を期間内に視聴)
・資料配布
2021年度以降は、オンラインと対面を併用した「ハイブリッド型」の講義が多くなっています。どういうことかと言えば、「講義室での授業をリアルタイム配信するので、来たい人は講義室へ来てください」というわけです。オンライン授業には「どこでも受講できる」というメリット、対面授業には「質問しやすい」などのメリットがあるので、選択できるのは良いと思います。ただし、再び感染が拡大してしまった場合は、全面オンラインに切り替わります。

授業についてのQ&A

Q. 出席確認や課題提出はどのようにしているのですか?
A. 出席は「出席ボタンを押す」「授業中に示されるキーワードを答える」「授業内容に関する簡単なクイズに答える」ことで確認されます。課題は、Wordで作成したり、手書きのものを写真に撮って送ります。
Q. 実習、実験の授業や試験もオンラインになりますか?
A. そういうこともありえます。実験がオンラインになった場合は、先生が行った実験の動画を見たり自宅で簡略化した実験を行ったりして、それをもとにレポートを書きます。私自身、実験の授業をオンラインで受けたことがあるのですが、自分で手を動かしていない実験のレポートを書くのは正直つらいです。
オンライン試験は、試験問題を時間内に解き、回答をオンラインで提出します。また、オンラインだと公平性が担保されないということで、予定していた期末試験がなくなり、代わりに最終レポートの提出が求められることもあります。

サークル活動

サークル活動も、コロナの影響で制限を受けています。私が1年生だった2020年度は、対面での活動はほとんどできず、参加予定の大会やイベント自体も中止・延期という状態でした。その後は徐々に活動が再開され、2021年度は大学祭を対面形式で開催することができました。本稿執筆時点では対面での活動ができていますが、今後の状況によっては、対面での活動が再び制限を受けることもあり得ます。そうなったときにオンラインで活動ができるかどうかは、サークル次第ということになります。
また、サークルの新歓活動もzoom等を使ったオンライン形式で行われることが多くなりました。ビラ配りができなくなっていることもあり、各サークルはホームページやSNSで情報発信をしています。高校生のみなさんも、気になるサークルがあれば見てみてはいかがでしょうか。

そのほか

東北大学では、ワクチンの大学拠点接種が行われています。私は本稿執筆時点で3回目まで打ちました。東北大生であれば、住民票が仙台市になくても打つことができます(接種券が必要です)。早めに打つことができたのでよかったです。

コロナ禍の大学生活では、授業がオンライン、サークル活動は休止になり、心身共に大変なこともあるかもしれません。でも、コロナ禍で人と会える機会が減ってしまうことで逆に、少ない機会をとらえ「ここで友達を作ろう」となって、より仲良くなれることもあります。不安なこともあるかもしれませんが、東北大学には何かあれば相談できる窓口がありますし、わからないことがあれば先輩方が質問に答えてくれるでしょう。
みなさんが充実した大学生活を送ることができますように。お互い頑張りましょう!

#東北大学 #大学生活 #オンライン授業 #サークル活動

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