データサイエンティストとしての一年を振り返る

今月が終わると転職してちょうど一年が経過したことになります。新たなキャリアとしてデータサイエンティストにチャレンジし、一年が経ったタイミングなのでこの一年について振り返ってみようと思います。

職種としてはデータサイエンティストを志望していましたが、その中でさらに軸として決めていたものがあるので、取り組みの自己評価をつけながらそれらを振り返っていこうと思います。

・データサイエンスの上流から下流まで(課題の設定〜アクションに繋げてもらう)取り組めること
→65点
 ZOZOの分析本部の案件には、データ抽出とレポーティングといった基本的な案件から課題から設定する必要がある応用的な案件まで幅広くあります。自分としてはその中間くらいの案件(=効果検証でどういうデータを見ていけば良くて、どのように抽出・分析を行っていくかを考える)であれば、ある程度自走していけるようになったと感じています。多くの案件を経験させてもらう中で、自分の弱みは分析の上流の課題設定、分析デザインの部分であると最近は感じています。その辺りも今後チャレンジさせてもらいながら、自走できるようになっていきたいです。
 そのためには、ドメイン知識や分析知識がまだまだ不足していると痛感しています。
ドメイン知識→どこに課題があって、それをどう解決すればいいか、現場の感覚はどうなのか
分析知識→課題解決にはどの手法を採用するのが適切なのか、論理性が担保されるのか
この辺りの感覚が圧倒的に足りていないと感じています。案件を経験していく上で習得していく部分もあるとは思いますが、書籍をもっと読んでいく必要もあると考えています。

・様々なデータ(マーケティング、物流、設備etc)に触れられること
→80点
 案件として上流〜下流という幅広さももちろんですが、様々なデータに触れられるということも出来ていると感じています。特にマーケティング周りや在庫周りのデータはチーム的に触れる機会がすごく多く、データの構造やマートについてかなり理解が深まっています。
 次の目標としては、それらを複合的に組み合わせることでどのような分析ができるのか、事業部側の要望に対してできる・できないをすぐに判断できるくらいの知識レベルまで持っていけるようになることだと考えています。

・いわゆる大企業の安定志向ではなく、安定するための自立したスキルを得られること
→90点
 この一年間で、スポットの案件なども含めて10以上の案件に挑戦することが出来ました。背景や分析手法も様々であり、毎日刺激的な日々を送れています。上手くいかないことや失敗もたくさん経験しましたが、SQLやPythonといったハンドリングの知識から、分析手法やドメイン知識など日々成長できていると感じられています。引き続き現状に満足することなく、上を目指して案件に取り組んでいきます。

副業の方でもデータサイエンス(主にTableau)でビジネスを行うことができ、仕事という側面では非常に成長することができた一年となりました。こちらはもっとまとまってきた際に改めて書いていければと思っています。


もう数日で2年目に突入しますが、引き続き会社のため、そして自分のキャリアアップのために精進していきたいと思っています。

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