見出し画像

学びをつなぐコーディネーターになる ―東京学芸大学生涯学習コース

「教育」や「学習」という言葉を聞いたとき、みなさんは誰を、どこを、何を想像しますか。学びは学校のなかだけのものではありません。東京学芸大学教育支援課程生涯学習コースは、だれもが学び成長することができる生涯学習社会をめざして、地域や学校などさまざまな場面で、人と人、人とモノ、過去・現在・未来をつなげ、人々の学びあいを支える人を育てることをめざしています。

生涯学習コース写真大

「生涯学習」と「文化遺産教育」の2つのサブコース

生涯学習コースは、「生涯学習サブコース」「文化遺産教育サブコース」の2つの専門分野から構成されています。1年生の秋ごろにオリエンテーションを行い、希望票を提出します。その後面接などを経て決定し、2年生からそれぞれサブコースに分かれて専門的なカリキュラムで学びます。

画像2

生涯学習サブコース

生涯学習サブコースは「社会教育分野」「図書館学分野」「博物館分野」の3つの分野があります。「社会教育分野」は人々の主体的な学習を支援し学びあうコミュニティをコーディネートする人材を育成する科目、「図書館学分野」は資料・情報の専門家養成のために公共図書館や学校図書館、大学図書館、専門図書館、情報センターなどに関連する科目、「博物館学分野」は博物館学芸員や展示・情報処理などの博物館関連専門職、教育・文化行政の担当者などを目指すための力量を高める科目を用意しています。3年次からは主専攻を定めて、各分野の専門的な内容を学習していきます。

生涯学習コース写真小

文化遺産教育サブコース

文化遺産教育サブコースには、「考古学」「文化財化学」「保存科学」の3つの分野があります。文化財に関する調査・研究法、利用作成法、保存・修復法などについて、それぞれの基礎的な専門知識や理論、技術を多方面から、かつ互いに強い関連性をもって習得できるよう、カリキュラムが編成されています。文化財を実物・現物に即して学べるよう、実習、実地研究、実験、演習を重視しています。

新免_実験の風景1

もっとくわしく知りたい人のために

東京学芸大学Webオープンキャンパスのページでは、コースについて詳しい内容が掲載されています。

また、大学広報の「TGU WEB」内の、コース紹介「きみは何を学ぶ科」の記念すべき第1号として、生涯学習コースが紹介されていますので、興味のある方はご覧ください。

noteの中でこれから教員紹介や授業について紹介していこうと思います。また、学生生活などちょっとした様子をtwitterで発信していきますので、お楽しみに!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?