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[靴磨き/鏡面磨きの手順] ~Goromaru流~

こんにちは、Goromaruです。関西在住28歳サラリーマン、趣味で革靴をはじめとするファッションを嗜んでおります。

今回、現時点でのGoromaru流の靴磨きの工程を記したいと思います。

なお、初めに申し上げておきます。
私は、素人です...!

この点について、何卒ご了承ください👍 


普通のサラリーマンで社会人4年目、お金は潤沢にはありません。そんな中でもいろんな方の情報を基に、手元にある道具で練習を重ね、会社の同僚にも「靴、ピカピカやん。」と言ってもらえるくらいに磨けるようになってきました。ひとえにインスタグラムでつながって頂いた皆さんからの情報のおかげでございます。

靴磨きに正解はない。だがしかしこのGoromaru流の靴磨きがどなたかの参考になれば!という思いです。 細かい描写や伝わりにくい部分は多々あると思いますが、どうぞお楽しみ下さい!!

道具

私が靴磨きに使っている道具で、「最低限これだけは必要や!」 というものは以下の7つです。

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・馬毛ブラシ(Shoji Works)
・豚毛ブラシ(Dasco)
・ウイスキー(Nikka Whisky)
・ハイシャインクリーナー(Boot Black)
・シュークリーム(Boot Black)
・油性ワックス(Kiwi)
・Tシャツ(綿100%)の切れ端(used clothing)

おおまかな手順

1. 馬毛ブラシでチリ、ホコリを落とす (1~2分)
2. クリーナーで表面の汚れ、油分を落とす(4~5分)
3. シュークリームを全体に塗布+豚毛でブラッシング (4~5分)
4. つま先とかかとにワックス塗布 (10~15分)
5. ウィスキーで仕上げ (5~10分)

1. 馬毛ブラシでチリ、ホコリを落とす (1~2分)

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チリ、ホコリを馬毛ブラシで落とします。基本中の基本ですね。ショージワークスさんの馬毛ブラシなんですけど、硬さと柔らかさのバランスが最高です。柔らかいのにものすごくしなる。シャッとホコリを落とせるのはもちろんですが、ブラッシングしてて気持ちいい。そしてリーズナブル。

2. クリーナーで表面の汚れ、油分を落とす(4~5分)

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大阪の靴磨き店「The Way Things Go」の石見さんに、「この工程は最後の仕上がりを左右する重要な工程です」とお聞きしてから、非常に重要視しています。
指に生地(Tシャツ切れ端)を巻き、固形のクリーナーで表面のクリームやワックスを落としていきます。ここは色々と別れるところかと思いますが、私はBoot Blackさんの固形のハイシャインクリーナーを使ってます。ハイシャインクリーナーという名前ではありますが革靴の表面全体に使っています。ハイシャイン部分とそうでない部分で使い分けた方がベターではあるかもしれません。液体のクリーナーを使うこともあります。

いずれにせよ、この工程でしっかりと革靴を「素」の状態に戻すことが大事だと思っています。

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3. シュークリームを全体に塗布+豚毛でブラッシング (4~5分)

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全体に指で直接塗っていきます。全体に1~2回程度塗って豚毛ブラシでブラッシングし、クリームをムラなく均一にします。

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シュークリーム+豚毛でのブラッシングでこのような仕上がり。
(もしこの時点で「少し塗りすぎたな」という感覚があれば、Tシャツの切れ端で乾拭きして余分なクリームを落とします)

なお、ボディ部分(つま先とかかと以外の部分)はこれ以降ノータッチです。

4. つま先とかかとにワックス塗布 (10~15分)

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革の種類や革の状態にもよりますが、15~30回程度(数えたことがないのでわからん)を目安に薄くワックスを塗り重ねていきます。
右足つま先 → 右足かかと → 左足つま先 → 左足かかと → 再び右足つま先 …という流れでいくと、ワックスが乾燥して下地になりやすい気がします。

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ちなみに一回に塗る量は薄めにこれくらいかそれ以下です。

[余談]どれくらいワックスを塗れば最終的に良い感じに鏡面になるのか???

私は指で「キュッ」っという音が鳴るまで塗るようにしています。その音がするまでは少しかすれた音がします。かすれた音がする状態で次の磨きに移っても、うまく光らないですよね。なぜなら下地が十分に出来上がっていないから。私は長い間、鏡面に辿り着けずもどかしい日々を過ごしましたが、インスタグラム上で情報を得て実践したらうまくいきました。その時の成功体験は今でも忘れられません。下地さえしっかり作れれば、ちゃんと鏡面になるんだと分かりました。情報発信してくださっている皆さんに感謝です!

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あと、指で十分にワックスを塗ると同時に、豚毛でシャシャッと磨きながら進めるようにしています。ワックスが偏らないように! 指だけだとどうしてもムラが出ちゃいます。

5. ウィスキーで仕上げ (5~10分)

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まずはウイスキーのみで一度薄く磨く。一旦水分を均等に全面に含ませる感じ。そして、その後、ウイスキー+少量のワックスで2~3回程度磨いていきます。

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なお、つま先とかかと以外(側面など)は、手をつけていません。側面をうまく磨き上げる技術なんかはなかなか体得が難しいですよね。

最後はひたすら40~50回程度摩擦を繰り返して拭き上げていきます。最後の粘り!!
ということで終了!! 結局なんやかんや、靴磨きを進めているうちにだんだん鏡面磨きに一番力が入ってきちゃうタイプです(笑)。 うまく光ったら嬉しくてやり切った感で溢れます。

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なお、仕上げに山羊毛ブラシを使われる方もいらっしゃるかと思いますが、私は使っていません、というかただ使ってもうまくいかないだけです(笑) ここに関してはこれから練習が必要ですね。山羊毛ブラシは、普段外出から帰った時などのブラッシングに使っています。

磨いた後2~3ヶ月以上は輝きが持続します。

またしても余談ですが、ご覧いただいてお気づきの通り道具はリーズナブルなものが多いです。ただ最近、デリケートクリーム、あとクリーナーがもう一種類くらい必要やなーと思い、買い足そうかと思っています。

・馬毛ブラシ(Shoji Works) → 3,520円(税込)
・豚毛ブラシ(Dasco) → 990円(税込)
・ウイスキー(Nikka Whisky) → 400円くらい
・ハイシャインクリーナー(Boot Black) → 1,320円 (税込)
・シュークリーム(Boot Black) → 880円(税込)
・油性ワックス(Kiwi) → 372円
・Tシャツ(綿100%)の切れ端(used clothing) → 0円


以上、ここまで読んで頂き、ありがとうございました!! もしご意見やご質問などありましたら、お気軽にコメントなど頂けましたら大変喜びます! これからも靴磨きを楽しんでいきましょう♪