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#19 ヒロシマを訪れて

紳士淑女の皆様こんにちは。

新幹線で暇なので久しぶりに記事を書きたいと思います。
大学の学部の友人と旅行に行くことになり、なんとなく直感で行き先に決めた広島からの帰りの道中です。


広島といえばすぐに思い浮かぶ2大観光地といえば、「原爆ドーム」と「宮島」ですよね。今回はとりあえず1泊2日なのでその2カ所をじっくり体感して帰ろうということになりました。


1日目まず広島に着いて思ったのは、ここ、都会やん!っていうことですね。駅前はメインの超高層ビルを中心にいくつもの商業施設が立ち並び、大通りの中心に洗練されたデザインの路面電車が走る光景には圧倒させられました。


そのまま市電に乗って原爆ドームに向かったのですが、「原爆ドーム前」駅で降りた途端、不思議な感覚に見舞われました。
社会の教科書の写真でしか見たことのない原爆ドームを実際に目の前にして、放たれる独特の負(負という言い回しが適切かどうかは分かりませんが)のオーラに圧倒されて、少し体が硬直してしまったのです。

それまで饒舌にベラベラと友人と喋っていたのですが、お互いに息を飲んでその周りを見て歩きました。


その後近くに併設されている平和記念館にも行くことにしました。


入ってすぐの街の原爆被害の規模がわかるジオラマ展示をはじめとして、投下直後の大火傷に苦しむ人々の生々しい写真、放射能の被害に関する展示など、それまではだしのゲンの中途半端な知識しかなかった自分にとって衝撃を与えるものが多かったです。

特に印象深いのは、被爆した人の遺品をその人の細かいエピソードと共に見る展示です。
たった一発の爆弾によって瞬間的に莫大な数の命が奪われてしまいましたが、その命の一つ一つがそれまで人生の旅路を歩んできた存在であるという事実が心にぶっ刺さってきました(当たり前ですが)。


この1日目の平和記念公園への訪問を通じて変わったことは、核に対する認識です。元々自分は他国からの脅威に対抗するために日本も核を持つべきではないかという考え方でした。でもこれをきっかけとして、理想、綺麗事ではあるけど日本は絶対に核を持ってはならない、やはり唯一の被爆国として核の恐ろしさを発信し続け廃絶運動を続けなければならないという考え方になりました。





あ、2日目の宮島はキレイでしたよ!

以上です。

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