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2023年1月7日(土)

実家に帰るので、大荷物で出勤。普段のリュックでも事足りるが、旅行用のキャリーケースも欲しい。今年は旅に出たい。年始に引いたおみくじにも旅を勧められた。
夕方、退勤。しかし、電車の時間が合わず。職場の隅っこで時間を潰してると、現像のデータが届いた。今回はお気に入りの写真が多かった。職場の人と撮った写真も数枚。面白い写真だった。電車を乗り継ぎ、千葉駅へ。またもや、微妙な空白の時間が生まれる。ベンチで待つには長く、飲食店で過ごすには短い。千葉駅の構内の酒屋を覗く。OSUZU GINを発見。飲みたい。後ろ髪を引かれつつも、お店を離れる。
地元は遠い。出身地を聞かれたときに千葉県と答えると、近いねとか、帰省も楽だねと言われるが、それは間違いだ。海側は遠い。ねずみの国ならばいざ知らず、私の地元は電車の本数も少ない。東京を離れるほどに、電車の本数とお洒落な人は減る。電波は弱まり、田舎のバイブスが高まる。
実家に到着。鶏肉と豆のトマト煮を食べる。我が家の定番。仕事と帰省で、さすがに疲れた。早めに就寝。

2023年1月8日(日)

『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』を観る。ストップモーションのアニメは素晴らしい。劇場に行くべきだった。上映の機会は逃したが、何度も観られるのは配信の特権。液晶に穴を開ける勢いで、作為の細部を眺めたい。ピノッキオを作る過程はフランケンシュタインだが、最初に思い出したのはピノコの身体を繋ぎ合わせる場面だった。鑑賞後、メイキングも観る。これも面白かった。本日、最低限の動作のみ。自堕落な一日だった。両親と喋り、コーヒーを飲み、お菓子を食べる。本を読む。食事を摂る。一日が終わる。

2023年1月9日(月)

友人らと職場にお土産を買おうと思い立ち、ひとりで出かける。せっかくなので、地元の好きなお店にでも行こうかと考えたが、食べログには「代替わりで味が落ちた」と悲しいコメント。世知辛い。モチベーションが下がり、別のお店へ。中華そば、小盛りのカレーライス。知らずに行ったのだが、老舗らしい。あっさりと食べやすい素朴な味だった。地元の洒落た商業施設へ。千葉県のお土産は落花生が定番。手を替え品を替え、多種多様な落花生のお菓子が並ぶ。適当なお菓子を数点、佃煮を購入。夕飯は、天ぷら。私のリクエストは、天ぷらか、焼売が多い。美味しかった。

2023年1月11日(水)

クジラが心配。起き抜けに憂鬱な話を聞く。株、遺産、権利。急にブルー。心が曇るが、昼過ぎに東京へ。アリ・アスターの新作の情報が舞い込むが、静観。長尺の作品は苦手で、『ドライブ・マイ・カー』を観るときも渋り、大ヒット中の『RRR』も未見。職場に直行の予定だったが、早めに実家を出たので、自宅に戻る。労働の気分とは程遠い。退勤後、サミットで爆買い。すっからかんだった冷蔵庫が生活を取り戻す。

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