音楽家の時間管理指導の失敗談【音楽家コーチング】
2016年
私は1990年代から音楽家のタイム・マネジメント・セミナーを開催していますが、2016年から連続して失敗しています。
心理・哲学
私は1990年代から心理専門でやってきており、1999年のデビューアルバムにもニーチェ、フロイト、マキャベリなどの心理学・哲学を挿入してきました。
時間管理というは昔は哲学者によって考えられていたのです。
しかし現在はコンサルタントの時短テクになっています。
これが悲しいことでした。
かたくなに心理学・哲学を盛り込んだセミナーを世界中で開催して来ましたが一つ問題が起こりました・・・
誰も理解できない!
難解過ぎて音楽家の方々は理解できなかったのです。これが私の悩みでした。それもそのはず、参考文献を読むことすらしないのですから・・・
そこで
そこで予備知識が必要な100冊以上の書籍の紹介は省き、提唱者の名称も省き結論だけを伝えるという方法に変更しました。
これが大失敗だったのです。
理由
その理由は、時間管理というは昔は哲学者によって考えられており、その敵として現在のコンサルタントの時短テクがあり、それのアンチテーゼとして、心理・哲学を挿入したのに、そのデメリットとして理解できないからといって、重要部分を端折ると、結局表面敵な時短テクになるということです。
2016年
2016年から2022年までの内容は例えるならこういうことです。
「孔子」「論語」の言葉は使わず、「仁、義、礼、智、信」とか「五徳」とか言わずに、「プラトン」とか「賢明、剛毅、節制、正義」とも言わずに
「他人には優しく接すればいいですよ」
と、言ったのです。結論は同じです。途中の混乱用語を省いただけです。でも、「なぜか」が分からないというか、その重要性に気付かせることができなかったのです。
FIREはさせた
実際問題たくさんのサラリーマン音楽家を専業音楽家にさせました。たくさんの金銭的に困窮していた人をFIREさせました。これは結果としてオーケーです。
でも、音楽家としての精神名の成長が、足りてないのです。
専業音楽家になったから勝ち! FIREしたから勝ち! と考えてしまう音楽家を大量生産してしまったのです。
本当に反省しています。
「別に良いっすよ」・・・
この反省を専業音楽家やFIREした音楽家に伝えると
「別に良いっすよ・・・というか本当にありがとうございます」
などと言われます。本人達はゴールだと思い込んでいるからです。
嗚呼・・・
2024年から
2024年からもう一度10年前の方法で受講者を苦しめながら、参考文献地獄に落としてでも真の時間管理術を身に付けた音楽家を作ろうと決心しました。今年のノート記事はその内容でいっぱいなのはそのせいです。
もう満席ではありますが、今年は別途心理や哲学部分だけでもセミナーを開催しようと思います。
日本への帰国を考えて夏にできればいいかなとも考えています。
明日の記事では全体の流れを記します。
おしまい♫
一応以下の書籍は発売になっていますがウォームアップ程度です。
公式LINEで面談クーポンお配りしています。
津本幸司
最後までお読み頂きありがとうございました
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