『TGLってどう役立つの?先輩にきいてみよう!』活動報告/質問コーナー①

こんにちは。TGLCAです。2023年後期の活動が始まります。Noteの利活用も行い、より多くの人にグローバル活動に取り組んでもらいたらよいなと思います。今回はまず「TGLってどう役立つの?先輩にきいてみよう!」の活動報告をしたいと思います。

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本企画では、TGLでの学びやそれがどのように活かされるかについて、GL認定を取得した他、学部時代から学生生活で多様なご活躍をされてきた文学研究科修士2年の櫻井沙樹さんをゲストとしてオンラインでお招きし、相談会を開催しました。
当日は2人の参加者に来ていただき、参加者とTGLCA、櫻井さんとでコミュニケーションを重ねつつ和気藹々と進めていきました。

まず、櫻井さんとZoomで繋がる前に、参加者には、現在のTGLプログラムに対しての自身の理解度を%で表してもらいました。そして、TGLについて気になっていることやもっと知りたいこと、このイベントで解消したい疑問や悩みなどを挙げてもらいました。現在櫻井さんは留学中ということもあり、留学を選んだ理由や、TOEFLなどの留学準備についてなどが、櫻井さんに訊きたいこととして多く挙がりました。

その後、櫻井さんによるトークセッションが行われました。櫻井さんからは、これまでの海外経験や、現在の留学先について、TGLで学んだこと(国際教養力、異文化理解・自文化理解、多様な人との関わり、自分から行動する力)、GL認定に至るまでの過程の大切さなどを話していただきました。

櫻井さんのプレゼンテーションの後は、参加者と櫻井さんとの交流の時間となりました。その会話の中では、TOEFLの勉強についての悩み、現在の留学先での学びや修士課程での研究についてなど、多様な質問や意見が出ました。  
最後に、参加者にTGLプログラムに対する理解度をもう一度、パーセンテージでスケーリングしてもらいました。これは、本イベントを経験したことでTGLプログラムへの理解度が深まったことを可視化するためです。このイベントで色々学べたということを可視化する形で終了しました。ただ、終了した後も参加者から櫻井さんに訊きたいことが沢山残っており、その後もしばらく櫻井さんとの対談が続きました。

今回のイベントに参加してくださった方々はモチベーションがとても高く、議論やアクティビティも活発に行われました。参加者の方には満足いただけたようで、このイベントが役に立ったことがとても嬉しく、達成感を感じました。また、自分自身も、自文化を理解する大切さや英語学習に対する姿勢など、学ぶことも多かったです。さらに、このイベントを企画し、実行まで持っていった経験をしたことで、行動力が身に付き、少しでもリーダーの素質を養うことができたと感じております。本イベントを担当できて非常に良かったです。お世話になった先生方や協力して下さったTGLCAのメンバーの皆様、櫻井さん、そして参加者の方々本当にありがとうございました。

こんな感じで、我々TGLCAは、TGLプログラムに参加している学生や、それに興味が少しでもある学生の皆様をサポートする企画を立案・運営しています!少しでも面白そう・GL認定に向けてのサポートを受けたい、という思いを持っているそこのあなた、是非我々が主催するイベント等に足を踏み入れてみませんか??
(担当:TGLCA米山)

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★質問コーナー①
後期の活動では、イベントの報告に加え、2023年度前期におこなわれたオープンキャンパス時のTGLプログラム企画で回答しきれなかった質問に回答するコーナーを用意したいと思います。

今回取り上げる質問は、東北大学にいる学生の多様性に関する問いです。「いろんな人が集まっていることで視野が広がると感じることはありますか。具体的にどんな時ですか?」に答えます。

皆さんは東北大の学生数は多いと思いますか?学部生の総数で言えば約1万人ほどの学生がいるということになります(東北大学ウェブサイトより)が、個人的には人数がとても多いなとは感じません。理由としては、ゼミや研究室、サークルなど日々付き合うであろうコミュニティの単位は、数人から多くても数十人であるからです。

一方で、少人数だからこそ名前と顔が一致し、コミュニケーション量も増加します。その結果として視野が広がるタイミングに結構出会えるというのが自分の意見です。例えば、東北大学の学生寮の一つである国際寮「ユニバーシティハウス」に住んだとして、留学生と同じユニットで生活するとしたら、、皆さんはいろんな人と仲良くしつつストレスなく過ごすにはどうしたらいいかをきっと考えます。

また、東北大学の多くの学部では、ゼミや研究室にも多様な学生がいます。同じゼミや研究室に留学生の方もいるということも自然な環境になっています。そうした学生は、日本語を使いこなし、母国語ではない日本語を使いこなし、専門についてとてつもなく深い知識と経験を持っている人もいたり・・・。また、国籍を問わずとも、大学にはいろんな人がいます。大学には、自分とは異なる分野に関心を持ち、それを研究することを目指して入学した人、受験で初めて仙台に来た人、部活サークルを決めてから入学する人やその逆(とりあえず10個ぐらい入っちゃう人)、何なら作ってしまった人も僕の友達にいます。

また、学内の雰囲気として学生間の心理的な距離も近く、学生同士の関係が生まれやすいように思います。だからこそ大学に来て、様々な人と関わるようにしていれば自然と自分が見える世界を広げられると思います。

(回答:TGLCA栗原)

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