皆さんこんにちは!今セメスターのTGLCAとして活動しています、佐藤拓磨です。
理学研究科物理学専攻の修士2年として、物性物理学の研究をしています。

<外国語への興味>
中学生の頃にNHK語学講座でフランス語を耳にした時から、外国語に興味を持つようになりました。日本語には無いような音が聞こえてきたり、アルファベットにいろんなアクセントが付いていたり、最初のうちはそんな些細なことから、「自分の既に知っている世界の外側にはもっと多様な人々や景色があるのだ、それらを体感してみたい」という気持ちが芽生えました。学ぶ前にはただの記号の羅列だったものが、学習を進めるにつれ次第に意味をもち自分に語りかけてくる。そうして自分の中の地平線がどんどん開けていく感覚が、外国語学習の一つの醍醐味であり、今でも僕のモチベーションになっています。

<東北大学での経験>
外国語に興味はあったものの、大学入学までは日本から出ることはありませんでした。東北大学に入学し、興味の赴くままに東北大や海外でのプログラムやイベントに参加してきました。印象深い思い出の一つはTUJPという、海外学生向けに東北大が開催している3週間の短期留学プログラムのサポートボランティアです。「グローバル」というと自分が外へ出ていく方向がまず思い浮かびますが、僕らがどう彼ら・彼女らを日本へ迎え入れ、仙台・宮城の地域や日本人に対してどんな印象を持ってもらえるか、というのも大事な側面だと実感しました。3週間が終わった後、実際何人かは交換留学で東北大へ戻ってきてくれたり、日本で就職したりしており、今振り返って見ればTUJPが僕の最初の”Ambassador”的経験だったのかも知れません。

<海外経験>
交換留学をしたことはありませんが、2019年度に「ヴルカヌス・イン・ヨーロッパ」という、理工系学生を対象としたEU企業インターンシッププログラムに参加しました。自分の専門性とEU企業のニーズのマッチング過程を経て行き先の国が決まる仕組みで、4ヶ月の語学研修と8ヶ月の企業インターンに取り組みました(現在、渡航国およびCovid-19情勢により差あり)。「海外留学で勉強・研究もいいけど、大学での自分の学びがアカデミックの世界の外でどう生きるか試してみたい」「EUで働くことの良さ・大変さを学生のうちに体験したい」と思っているそこのあなた!以下サイトを要チェックです:
https://www.eu-japan.eu/ja/training-young-scientists-engineers
僕の体験談:
https://www.eu-japan.eu/ja/VIE2019-testimonials-nextnano

<TGLCA>
「グローバルリーダー育成プログラム」と聞いて「グローバルリーダーってどんな人?」「認定をもらった後にどんな良い影響があるの?」という疑問を持つ人は多いと思います(僕もそうでした)。この大きくて大切なテーマに対し、GL認定を取得済みの方が少しでもヒントを見つけられるよう、GL認定を得て卒業後、社会で活躍されている先輩方からお話を聞ける座談会を計画中です。お楽しみに!

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