他人はあなたに選択肢を与えているようで最初から決まった答えしか求めていない
あなたに決めてほしいんだけど、どうする?と聞かれても、ある程度他人の中で「想定されている答え」の通りに正解を導くことが選択を迫られた時のセオリーだと思う。
選択肢を選ぶ時、基本は"はい""いいえ"の二択が多い。これが一番わかりやすく『最初から"いいえ"だと思っている人はあなたに選択肢を与えることすらしない』と感じる。もちろん先入観や決めつけ思考が無い人はそんなこともないと思うが、より常識に近いものごとほど人は悪気無く選択肢を生むこともしない。
次に思いつくのは"A""B"。これに関しては選択肢がふたつとは限らない話だ。まずこの時点で、『選択肢がいくつ存在するか』という部分を相手は決定することができる。『選択肢を与える』ということ自体が『相手の提案を求める』という選択そのものを打ち消す事もできている。そして『なにもしなかった場合どうなるか』ここを見越して、そうなる前に相手に何かを求めている。ここが"A""B"どちらを選ぶかの決め手になると思う。必要なのは『目的』『結果』このふたつの情報。
『なにもしなかった場合』そのとき"A"になるのか"B"になるのか。はたまた"C"になるのか。前者だと解りやすい。なにもしなかった場合の結果と違う方を選べばいい。なにもしない未来がAになるなら、Bを選択すればいい。Cだと話が変わってくる。まず、なにもしない選択を捨てて選択肢を求めてきているため、おそらく相手にとって最悪の結果がCであると仮定できる。それを排除した上であと二択残っているので、この場合は残り二択に優劣は大きくない可能性がある。注目すべきとすれば相手が強制せず、優劣を感じさせる発言をした時、相手の中で優勢であろう選択を選ぶのが心証良いのではと思われる。それでも最悪のCの選択肢から除外してある分、どっちに転んでもローリスクの選択ができているのではないか。
他人に何かを求められるって本当に疲れるな。そういえば私は他人に何かを求めたり強制させたりしているだろうか。こういうのは無意識下の行動になりがちだから、具体的に意識的に改善しようとしないと自分ではなかなか気付く事もできないから恐ろしい。自分の悪いところを綴った辞書を作って読んでみたい。誰か作ってくれないかな。自分の漠然とした生きづらさを少しでも楽にするには自己理解が必須だと思う。それも限りなく歪みなくありのままの捉え方で。こんな歳になっても相変わらず中学生レベルから成長しない自己解像度だ。もう無理だろうな。この文章も書いてて飽きてきてしまった。私なんてもうオワコンだオワコン。クソ。
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