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【28日目】宣材写真

よく寄席に行かれる方にはお馴染みであるが、
木戸口周辺にはその日の出演者の写真が貼り出されている。

これは大師匠雲助

こういうやつ。
何故背景が緑なのかはわからないそうだ。

で、↑の雲助師匠のポーズをウチの師匠が

ふざけて真似をしている。
いや、顔で判断してしまったがふざけているのかはわからない。
しかしこの白酒の写真、いつ見ても思うのだけれど右手の扇子がすごく惜しい。
これさえちゃん開いていれば……。

ということで、白酒の仇打ちではないが右手の扇子に注意しながら私も雲助ポーズに挑戦してみた。

なにしとんねん

しかしこうして並べてみると全然再現できていない。
扇子は開いたけど、腕はもっと外側だし上半身は前傾じゃなくて後傾、肩の角度も違う。
いやはや、いざ真似をするとなるとめちゃくちゃ難しい。
しかも私の場合は第三者に協力してもらいながら細かく確認して撮ってこの再現度なので、
ウチの師匠がどれだけ本気で真似たのかが分かる。
ふざけて真似ているわけじゃなかった。

あと今気付いたのだけれど、私の写真の袖口をよく見てもらいたい。

めちゃくちゃしつけ糸が垂れとる。

しつけ糸とは、ミシン縫いで縫い目がずれないように仮止め、あるいは仮縫いで粗く縫ったり、縫い代の落ち着きをよくするために固定するようなときに使います。
つまり着る時にはいらない糸。
『服を買う時のサイズ表記のシールが付いたまま』みたいな感じしょうか。

全く気付かなかった

なんだったら他の宣材写真も全部そう。
しつけ糸が垂れてた。
これは恥ずかしい。

というわけでこの披露目にいらっしゃる方、私のしつけ糸宣材写真を発見したら写真に撮っておいてください。
もしかしたら撮り直すかもしれないので、今の写真は貴重かもしれません。


28/40 浅草演芸ホール 八日目
【茗荷宿】
宿屋のおかみさんの意地が悪い気がして、設定を老夫婦にしてみました。
そうすると宿外れで宿屋をやっているのもなんとなく腑に落ちるし、茗荷料理を出す時の面白さも増した気がします。
あとちょこちょこくすぐり足して9分くらいの【茗荷宿】が15分くらいになってたのも良し。

お客さんが陽気で最高でした。

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